北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
◇Corsair
Corsair Shows Off SF Line of SFX PSUs(techPowerUp!)

CorsairはSF seriesで完全にモジュラー化されたSFX電源を用意している。そしてCESでその600W版が展示された。

掲載された写真にはSF seriesとあり600WATTの表記とSF600という製品名が書かれています。そして80 Plus GOLDのロゴも見られます。

やや見難いものの、箱の上面にはケーブルの構成が書かれておりATX 24-pinケーブルとEPS/ATX 8-pinケーブル、PCI-Express 8-pin(6+2pin)ケーブル、SATAケーブル、ペリフェラル4-pinケーブルが用意されます。各ケーブルの本数まではわからないものの、これらは全てplug-in方式となっており、電源の写真を見る限りではATX 24-pinとEPS 8-pinは1本ずつ、PCI-Express 8-pinは2本、SATAとペリフェラル4-pinは合計で3本の構成になりそうです。

このSF series SFX電源は複数ラインナップが2016年中に投入される模様です。
 


◇SilverStone
CES 2016: SilverStone Adds Power to SFX, Compact ATX PSUs(PC Perspective)

SilverStoneはCESでSmall Form Factor向け電源の新製品を展示し、ハイエンドSFX電源及びATX電源としては140mm長と小型ながらも強力な電源を披露した。

SFX及びSFX-L電源として展示されたのはSFX 500W, SFX 650W, SFX-L 700Wの3種類です。SFX 500WとSFX 600Wはその名が示すとおりSFX規格を、SFX-L 700WはSFX-Lと呼ばれる、SFX規格よりも若干奥行きが長いタイプとなります。SFX 500WとSFX 600Wは80Plus Gold認証を、SFX-L 700Wは80Plus Platinum認証を取得しています。SFX 500W, SFX 600Wは92mmのファンを、SFX-L 700Wは120mmのファンを底面に搭載しています。またいずれも完全なPlug-in方式の電源となっています。

この他にも奥行き140mm長の比較的小型のATX電源が展示されており、こちらは最大850Wとなり、850Wモデルは80Plus Platinum認証を取得しています。

価格や登場時期は明らかにされていません。

SilverStoneは以前より小型電源に積極的なようで、現時点でも80Plus Gold認証を取得した“SST-SX600-G”と呼ばれる高容量SFX電源をラインナップしています(登場は2014年7月の模様)。
SFX電源しか使えないケースではもちろんのこと、ATX電源対応でも比較的ケース内容量に余裕がない場合では、あえてSFX電源を選択する(SFX電源は多くがATX規格へのマウンタが付属している)ことで、ケース内の配線に余裕を持たせることも出来ます(同様にケース内の余裕を稼ぐ方法としてとして比較的余裕のないATXケースであえてMicroATXマザーを選択するといった手法も時折見られる。電源でもマザーでも一段階小型の規格に落とすことで余裕のないケースのケース内容量を稼ぐことが出来るが、拡張性とのトレードオフとなる。高性能iGPUを搭載したCPU/APUなどはこれらの手法と相性がいいだろう)。

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コメント
この記事へのコメント
151143 
比較的余裕のないMicroATXケースであえてATXマザーをぶち込むのが好きだ
カツカツに詰めたケースでエアフローと静粛化を達成した時など心がおどる
2016/01/12(Tue) 04:02 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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