Intel Skylake Thread #6331(AnandTech Forum)
Skylake Iris Pro hits Intel’s Pricing Lists: Xeon E3-1575M v5 with GT4e(AnandTech)
AnandTechのForumに1月24日付けで更新されたIntelのProcessor Price listに追加されたCPUが明らかにされています。
追加されたCPUとしては“Skylake”世代のCeleronや“Braswell”の周波数向上モデル、そして“Skylake”世代の4-core+GT4eを初めて採用するXeon E3-1500 v5 series 3モデル、及びMobile向けのH sereisがあります。以下にまとめます。
Skylake Iris Pro hits Intel’s Pricing Lists: Xeon E3-1575M v5 with GT4e(AnandTech)
AnandTechのForumに1月24日付けで更新されたIntelのProcessor Price listに追加されたCPUが明らかにされています。
追加されたCPUとしては“Skylake”世代のCeleronや“Braswell”の周波数向上モデル、そして“Skylake”世代の4-core+GT4eを初めて採用するXeon E3-1500 v5 series 3モデル、及びMobile向けのH sereisがあります。以下にまとめます。
◇Xeon E3-1500 v5(Skylake / 14nm / DDR4 / GT4e(Iris Pro P580))
E3-1575 v5 4-core/8-thread 3.00GHz L3=8MB $1207
E3-1545 v5 4-core/8-thread 2.90GHz L3=8MB $679
E3-1515 v5 4-core/8-thread 2.80GHz L3=8MB $489
(参考:従来の4-core+GT2を使用するXeon E3-1500 v5のラインナップ)
◇Xeon E3-1500 v5(Skylake / 14nm / DDR4 / GT2(HD Graphics P530))
E3-1535 v5 4-core/8-thread 2.90GHz L3=8MB $623
E3-1505 v5 4-core/8-thread 2.80GHz L3=8MB $434
◇Core i7/i5(Skylake / 14nm / DDR3 / GT4e(Iris Pro 580))
i7 6970HQ 4-core/8-thread 2.80GHz L3=8MB $623
i7 6870HQ 4-core/8-thread 2.70GHz L3=8MB $434
i7 6770HQ 4-core/8-thread 2.60GHz L3=6MB $378
i7 6350HQ 4-core/4-thread 2.30GHz L3=6MB $306
◇Celeron(Skylake / 14nm / DDR4 / GT1(HD Graphics 510) / LGA1151)
G3920 2-core/2-thread 2.90GHz L3=2MB $52
G3900 2-core/2-thread 2.80GHz L3=2MB $42
G3900T 2-core/2-thread 2.60GHz L3=2MB $42
“Skylake”世代の最上位iGPUであるGT4e搭載モデルが今回初めて登場することになりますが、“Haswell / Broadwell”世代の最上位iGPUと異なるのはL3キャッシュ容量がコア辺り1.5MBから2MBに増強され、GT2搭載モデルと同等のキャッシュ容量を確保していることが第1に挙げられます。
“Skylake”世代のGT4eのExecution unit数は72で、同世代のGT2(EU数24)の3倍となります。またGT4eの“e”が示すとおりeDRAMをオンパッケージで搭載します(このあたりは“Haswell / Broadwell”のGT3eと共通する)。
AnandTechの解説によると、“Skylake”世代と“Haswell / Broadwell”世代ではこのeDRAMも扱われ方が異なるようす。“Haswell / Broadwell”ではeDRAMはvictim cacheとして動作し、CPUはL3 cacheからeDRAMにデータを送ることは出来ても、DRAMのデータを直接eDRAMに移すことは出来ません。またeDRAMは他のデバイスからは不可視となっています。
“Skylake”世代ではeDRAMはL3 cacheとSystem Agentの流れの中間にあり、DRAMのデータがeDRAMを経由することが出来、擬似的L4 cacheというよりは、DRAMのバッファ的な働きをすることになる模様です。またPCIeデバイスはチップセットなどがSystem agentを経由してeDRAMにアクセすることも可能となるようです。
“Skylake”の4-core+GT4eは今回においてはMobile向けにとどまるものの、2016年末~2017年初めにデスクトップ向けに登場するという話もあります。
しかしながら、今回新たにPrice listに追加されたCPUの中でもっとも自作PCに縁があるのはCeleron G3920/G3900/G3900Tとなるでしょうか。

この記事へのコメント
eDRAMのサイズは64MBなんだろうかフツーに考えて128MBかなぁ
2016/01/28(Thu) 11:00 | URL | LGA774 #-[ 編集]
DDR4じゃないのか…
2016/01/28(Thu) 15:41 | URL | LGA774 #-[ 編集]
ドライバさえまともならAPUより速いよねこれ...
2016/01/29(Fri) 00:50 | URL | LGA774 #-[ 編集]
Celeron G3920/G3900/G3900T
販売されましたねぇ
販売されましたねぇ
2016/01/31(Sun) 01:27 | URL | LGA774 #-[ 編集]
なんかこの調子でいくとintelはメインストリームを6コアにするくらいならeDRAMを2チップ積んできそう
2016/02/03(Wed) 18:46 | URL | LGA774 #-[ 編集]
モバイルXEONが最初に発表された時の
内蔵GPUのISV認証ってのを
確定してくれんものか
内蔵GPUのISV認証ってのを
確定してくれんものか
2016/02/04(Thu) 09:24 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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