AMD Releases Specifications On The Radeon Pro 400 Series Graphics(techPowerUp!)
AMD announces Radeon Pro 400 series graphics(VideoCardz)
Creators.Radeon.com(AMD)
先日、Appleより多数の新製品が発表され、その中の1つとして15インチのMacBook Proがありました。このMacBook ProにはRadeon Pro 400 seriesと呼ばれる“Polaris”世代の新GPUが搭載されています。そしてそのRadeon Pro 400 seriesのスペックがAMDが設置したCreatos.Radeon.comと呼ばれるサイトで明らかにされています。
Radeon Pro 400 seriesはいずれも“Polaris 11”を使用しており、Radeon Pro 460, Pro 455, Pro 450の3種類で構成されます。
AMD announces Radeon Pro 400 series graphics(VideoCardz)
Creators.Radeon.com(AMD)
先日、Appleより多数の新製品が発表され、その中の1つとして15インチのMacBook Proがありました。このMacBook ProにはRadeon Pro 400 seriesと呼ばれる“Polaris”世代の新GPUが搭載されています。そしてそのRadeon Pro 400 seriesのスペックがAMDが設置したCreatos.Radeon.comと呼ばれるサイトで明らかにされています。
Radeon Pro 400 seriesはいずれも“Polaris 11”を使用しており、Radeon Pro 460, Pro 455, Pro 450の3種類で構成されます。
Radeon Pro | ||||
460 | 455 | 450 | ||
GPUコア 製造プロセス | Polaris 11 / 14nm FinFET | |||
Compute unit | 16 | 12 | 10 | |
StreamProcessor | 1024 | 768 | 640 | |
コア 周波数 | Base | ****MHz | ****MHz | ****MHz |
Boost | 908MHz | 846MHz | 781MHz | |
演算性能 | 1.86TFlops | 1.3TFlops | 1TFlops | |
メモリ周波数 | 1250MHz(5000MHz) | |||
メモリインターフェース | 128-bit? | |||
メモリ帯域 | 80GB/s |
上記表のスペックのうち、コア周波数のBoost時とメモリ周波数についてはそれぞれ演算性能とメモリ帯域から推測した値となります。
特記すべきは最上位のRadeon Pro 460が“Polaris 11”のフルスペック仕様でCompute Unit数16、StreamProcessor数1024となっていることでしょう。この仕様を持つカードとしては先に登場したRadeon Pro WX4100があります。一方、Radeon Pro 450は今までの“Polaris 11”搭載カードにはなかったCompute Unit数10、StreamProcessor数640というさらなるカットダウン仕様となっています。
搭載するメモリの容量は今のところ明らかになっていない模様です。画像出力はHDMI 2.0とDisplayPort 1.2の記載があります。また消費電力は35W未満という記載がVideoCardzに見られます。
推定した周波数や消費電力を見る限りではMobile向けの仕様で、また今のところはMacBook Proに搭載されるという形での提供となるので、自作PCユーザーには縁遠いかもしれませんが、いずれ“Polaris 11”のフルスペック仕様が何らかの形で登場するかもしれません(Radeon Pro WX 4100ならば単体グラフィックカードとして入手できる可能性はありそう)。
(過去の関連エントリー)
【AMD】Radeon Pro WX7100, WX5100, WX4100とRadeon Pro SSGを発表(2016年7月26日)

この記事のトラックバックURL
https://northwood.blog.fc2.com/tb.php/8742-3c770f76
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック