北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Desktop Kaby Lake-S i7/i5 Lineup and 200-Series Chipsets Leaked(AnandTech)
Kaby Lake Leak Details Evolution, Not Revolution(techPowerUp!)
Intel reveals Kaby Lake desktop CPU and chipset lineups(The Tech Report)
Intel Kaby Lake Processors Confirmed in Product Change Notification(Guru3D)

Intelの公式資料である“Product Change Notification”(PCN)にデスクトップ向けの“KabyLake”が掲載された。

掲載されたのはCore i7, i5とXeon E3-1205 v6で、この資料からは周波数に加え、S-SpecやProduct Code、Steppingも知ることができます。
以下にPCNの記載から自作PCに関係が深いと思われるであろう周波数、S-Specについて記載します。
 
◇Core i7, i5, Xeon E3-1200 v6(KabyLake-S / LGA1151 / B0 stepping)
  i7 7700K 4.20GHz 4-core/8-thread SR33A
  i7 7700 3.60GHz 4-core/8-thread SR338
  i7 7700T 2.90GHz 4-core/8-thread SR339
  i5 7600K 3.80GHz 4-core/4-thread SR32V
  i5 7600 3.50GHz 4-core/4-thread SR334
  i5 7600T 2.80GHz 4-core/4-thread SR336
  i5 7500 3.40GHz 4-core/4-thread SR335
  i5 7500T 2.70GHz 4-core/4-thread SR337
  i5 7400 3.00GHz 4-core/4-thread SR32W
  i5 7400T 2.40GHz 4-core/4-thread SR332
  Xeon E3-1200 v6 3.00GHz *-core/*-thread SR32D

SteppingはすべてB0となっています。

また別の資料にはIntel 200 seriesに関する記載もあり、200 seriesのラインナップが明らかになっています。Intel 200 series既に噂されているIntel Z270, H270に加えビジネス向けのB250やQ270, Q250があり、合計で5種類となります(とはいえ、自作PC市場に出回るのはオーバークロック可能なZ270が主流で、これにH270が加わる程度だろう)。また聞き慣れないチップセットとしてはC422とX299と呼ばれるものがあったようです。C422は“C”から始まる型番であることを考えるとサーバー向けのXeon用となるでしょう。しかし、今までのXeon用のチップセットはXeon E3向けがC200番台、Xeon E5向けがC600番台を使用しており(例えば“Skylake”世代のXeon E3-1200 v5向けのチップセットであればC232やC236、2-wayの“Haswell-EP/Broadwell-EP”ことXeon E5-2600 v3/E5-2600 v4向けであればC612となる)、400番台は今まで使われておらずどこを狙ったチップセットなのかは不明です。またX299については完全に正体不明です。可能性をあげるとすれば両者ともLGA2066(LGA2061?)プラットフォーム向けで、X299がコンシューマ用の“Skylake-X/KabyLake-X”向け、C422はサーバー・ワークステーション用の“Skylake-W”向けでしょうか。

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