AMD's Zen Server Platform Naples' Results Appear on SiSoft Sandra Database(techPowerUp!)
Dual Socket Benchmarks of Naples SoC, AMD’s Zen Architecture Based Server Platform, Leak Out(WCCF Tech)
Leaked Zen/Naples benchmarks appeared in SiSoftware's database [screenshots updated] (The New Citavia Blog)
SiSoftware Sandra Databaseに2-socketプラットフォームの“Naples”のものとされるベンチマークスコアが掲載されていた模様です。なお現在では当該ページは削除されており、Sandra Databaseから直接そのスコアや構成を見ることはできません。The New Citavia Blogがその時のスクリーンショットを掲載しています(techPowerUp!やWCCF TechでもそのSSを見ることができる)。
まず使用されているProcessorを表すであろうResult IDですが“4x AMD Eng Sample:2S1415A4VIHE4_29/14_N (4N 16C 1.44GHz, 16x 512kB L2, 4x 8MB L3)”とあります。構成を表すであろうComponentは“4x AMD Eng Sample:2S1415A4VIHE_29/14_N”となっています。周波数は1.44GHz、Deviceの数は4、Threadの数は64となっています。
Dual Socket Benchmarks of Naples SoC, AMD’s Zen Architecture Based Server Platform, Leak Out(WCCF Tech)
Leaked Zen/Naples benchmarks appeared in SiSoftware's database [screenshots updated] (The New Citavia Blog)
SiSoftware Sandra Databaseに2-socketプラットフォームの“Naples”のものとされるベンチマークスコアが掲載されていた模様です。なお現在では当該ページは削除されており、Sandra Databaseから直接そのスコアや構成を見ることはできません。The New Citavia Blogがその時のスクリーンショットを掲載しています(techPowerUp!やWCCF TechでもそのSSを見ることができる)。
まず使用されているProcessorを表すであろうResult IDですが“4x AMD Eng Sample:2S1415A4VIHE4_29/14_N (4N 16C 1.44GHz, 16x 512kB L2, 4x 8MB L3)”とあります。構成を表すであろうComponentは“4x AMD Eng Sample:2S1415A4VIHE_29/14_N”となっています。周波数は1.44GHz、Deviceの数は4、Threadの数は64となっています。
ベンチマークのスコアは以下の通りです。
Score:66.75kOPTS Excellent Performance
Black-Scholes Euro Option Pricing:2.73MOPTS
Binomial Euro Option Pricing:101.06kOPTS
Monte Carlo Euro Option Pricing:44.08kOPTS
Score:643.37Mpix/s Excellent Performance
Multimedia Integer:646.25Mpix/s
Multimedia Long-int:280.31Mpix/s
Multimedia Quad-int:4541kpix/s
Multimedia Single-float:806/94Mpis/s
Multimedia Double-float:510.66Mpix/s
Multimedia Quad-float:18981kpix/s
Score:0.17GB/s Low Performance
EnCryption Bandwith:0.17GB/s
DeCryption Bandwith:0.18GB/s
Hashing Bandwith:0.16GB/s
Score:0.31GB/s Low Performance
Integer Memory Bandwidth:0.32GB/s
Float Memory Bandwidth:0.30GB/s
CPUのMultimedia演算性能は良好のようですが、メモリ帯域や暗号化周りが不良という結果となっています。不良なスコアについてはベンチマークに対応していないのではないかと推測されています。
それよりも注目すべきは使用されているProcessorとその構成で、16-coreのチップが何らかの形で4つ使用されている模様です。周波数はBase 1.44GHz/Boost 2.90GHzであろうと推測されています。
16-coreの“Zen”が何らかの形で4つ使用されていることから、16-coreのダイをMCMとして32-coreのCPUが2-socketとなったシステムが使用されているのではないかと推測されています。しかしその割にはThread数が64と表示されていたりと、やや不可解です(正常に認識されていないのか、SMTが効いていなかったのか、はたまた1-socketあたりのThread数を表示していたのか?)。
“Naples”がどのようにして32-coreを実現するのかは非常に興味深い事柄ですが、今のところ詳しい話は出ていません。今回の情報では16-core×2のMCMの可能性が示唆されていますが、まだ確定には早いように思えます(とはいえ、8-core×4のMCMというのは前例がないが)。

この記事へのコメント
LLCが4x8MBとなってることからして4MCMなのは明らかでしょう
ネタにもなりゃしない
ネタにもなりゃしない
2016/11/16(Wed) 00:50 | URL | LGA774 #-[ 編集]
サーバー用の物には詳しくはないんだけど、今までの同規模のXeonとの比較だとそこそこきてるのかそれともそれなりに優秀なのか、まだまだ届かないのかわからないな。でも少しだけ届かないのレベルならまだ希望は持てそう
2016/11/16(Wed) 10:46 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>154202
Zenは4コアで1つの集合体を構成していて
1コアに512kBのL2キャッシュ、
4コア間で8MBのL3キャッシュを共有だから
16x 512kB L2、4x 8MB L3は単なる16コア構成だよ
Zenは4コアで1つの集合体を構成していて
1コアに512kBのL2キャッシュ、
4コア間で8MBのL3キャッシュを共有だから
16x 512kB L2、4x 8MB L3は単なる16コア構成だよ
2016/11/16(Wed) 19:33 | URL | LGA774 #-[ 編集]
AMDのこう言うのは二世代目がいい感じなんだけど、一世代目で強烈に叩かれて目立たないいつもの何だろうな。
そんなレッテル貼り優先だから日本の自作市場が冷え込む一方なんだ。
そんなレッテル貼り優先だから日本の自作市場が冷え込む一方なんだ。
2016/11/16(Wed) 20:43 | URL | LGA774 #-[ 編集]
メモリバンド幅、想定される値の100分の1くらいしかなくて、すごくおかしな値だね。
エンジニアリングサンプルなせいでなんか不良があるのか、ベンチマーク側の問題なのかは分からないけど、製品版になるかベンチマーク自体が更新されれば、これは全然違う値になるはず。
エンジニアリングサンプルなせいでなんか不良があるのか、ベンチマーク側の問題なのかは分からないけど、製品版になるかベンチマーク自体が更新されれば、これは全然違う値になるはず。
2016/11/17(Thu) 10:52 | URL | LGA774 #qsvP4ThM[ 編集]
自作市場などレッテル貼り関係なく冷え込む運命だよ
現実を見なきゃ
現実を見なきゃ
2016/11/18(Fri) 23:27 | URL | LGA774 #wkZGEOsY[ 編集]
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