北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
French Magazine posts engineering sample AMD Ryzen Processor benchmarks(Guru3D)
First AMD Ryzen Review Leaked – Aggregate Performance 46% Faster Than FX-8370 with 93 Watt Power Consumption(WCCF Tech)

フランスの雑誌であるCanardPCでAMDのRyazen CPUのEngineering Sampleを用いた各種ベンチマークテストが掲載された。使用されたのは8-coreでBase 3.15GHz/Boost all core 3.30GHz /Boost 1-core 3.50GHzのEngineering Sampleである。しかし、ベンチマーク実施時はBoostの周波数が3.40GHzより上がることはなかった。
 
測定はCPU benchmark, Gaming benchmarkそして消費電力の3分野に分けられています。CPU benchmarkとGaming benchmarkはいくつかのベンチマークを総合して算出した値のみが掲載されており、個々のベンチマークでどのような傾向があるのか等を知ることはできません。またスコアそのものもCore i5 6600Kを100%としたときの相対値となっています。

以下にスコアをまとめます。

benchmarkpower usage
ATX only load
CPUGaming
Core i5 6600K100%100%60W
Ryzen ES168.7%97.3%93W
FX-8370105.2%73.6%118W
Core i7 6900K193.4%107.4%96W
Core i7 6800K152.5%105.8%83W
Core i7 6700K137.3%118.2%62W
Core i7 4790K127.7%109.6%85W
Core i5 660097.3%98.6%58W
Core i5 650092.6%94.8%56W


CPU benchmarkでは8-core/16-threadと改善したIPCが存分に発揮されているようで、Core i7 6900Kの次点につけており、4-core以下のCore i7を寄せ付けないスコアとなっています。一方gaming benchmarkではコア数よりもSingle-thread性能が重視されるようで、周波数が高いCore i7 6700Kが最上位となり次点にCore i7 4790Kがつけています。周波数がやや低いRyzen ESは不利な模様で、Core i5 6600とi5 6500の中間の位置にあります。
FX-8370からはいずれの点でも勝っており、消費電力もFX-8370の118Wから93Wに大幅に低減されています。

なお、このES品は3.15GHzのものであり、最終的な製品はBase 3.40GHz+で登場することになるため、Ryzenの性能はこれよりももう少し伸びしろがあることになります。


コメント
この記事へのコメント
154566 
本文のCore i7 6700KがCore i7 6600Kになってますよ。あと、表の方はCore i5 6600Kに。
2016/12/26(Mon) 01:09 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154567 
消費電力も伸びしろがあるだけに怖い・・

とは言えユーザの選択肢が増える結果になると良いですな
2016/12/26(Mon) 01:39 | URL | LGA774 #X6INz/fs[ 編集]
154569 
先日のガセベンチの後にまたいい感じのがきた…
試されるAMDユーザー
2016/12/26(Mon) 11:25 | URL | LGA774 #2DdjN05.[ 編集]
154570 
市場が求めているのは、4core対抗ではなく、同クラスによる優性。あとはやっぱり価格で勝負するしかないのでしょうか。ピン互換があればまだなんとかなったのでしょうが。
2016/12/26(Mon) 13:03 | URL | LGA774 #a2H6GHBU[ 編集]
154572 
※154570
「同クラスによる優性」とは価格要素も入る
また、「ピン互換」なんてものはOEM市場ではあまり関係ないし
DIY市場でも現状ではピン互換なんて珍しい
また、DDR4への対応でピン互換があってもM/B側に大幅な設計変更が入るし
今の時期にさっぱり変えてしまうのはタイミングとしてばっちり
そもそもピン互換にとらわれて性能が上げられないのであれば
根本的に本末転倒となるので、変えるときは変えるしかないだけの話
2016/12/26(Mon) 23:21 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154573 
IPCが40%アップするというのはそれほどハッタリではなかったということかな。
2016/12/26(Mon) 23:51 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154574 
やっと期待できそうな数字が…
2016/12/27(Tue) 00:09 | URL |   #-[ 編集]
154575 
OC耐性はこんな感じになりそうだな

6700K 4.0→5.00GHz(25%UP)
RyZEN 3.4→4.25GHz(25%UP)
2016/12/27(Tue) 00:30 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154576 
というか、AMDは敢えてLGA115xと2011-v3の隙間を狙って
直接的な同クラス(同コア数モデル間での)競合を避けたのでは。
2016/12/27(Tue) 02:33 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154579 
少なくともzen(es)より高クロックの6コアi7よりは早いっぽいし製品版は100$位は安いっぽいので期待できるな。
2016/12/28(Wed) 17:38 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154581 
8C16Tが93Wで動くなら、4C8Tでは大体半分と考えると、その分を電圧と周波数に回せば、シングルコア性能でも充分対抗できると良いなあ。これは4C8TのSR3、買いですわ。
2016/12/28(Wed) 22:12 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154587 
4C8Tでは大体半分ってPentiumDの時代の人か?
2016/12/30(Fri) 09:13 | URL | LGA774 #ex3yOCrA[ 編集]
154588 
> 8C16Tが93Wで動くなら、4C8Tでは大体半分と考えると
コアが半分になったって、消費電力は半分にはならない。CPUはコアだけでできているわけではないので…。
IntelでもAMDでも過去の4コア/2コアCPUを見てみなされ。

ともあれ、性能に期待ができるだけにAPUを早く…。
我慢できずに浮気してしまいそうだ。
2016/12/30(Fri) 13:12 | URL | LGA774 #OARS9n6I[ 編集]
154591 
AMDも長らく同系統のコアで、Intelも小改良の積み重ねだったため
ユーザーにとっても久しぶりの完全新コアだから
M/Bの最適化やBIOSの最適化などによる向上など
「新製品前の楽しみ」をユーザーが忘れている予感
2016/12/31(Sat) 20:22 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154592 
後はソフトとOSの対応次第ですね。
チューニングされれば、さらに伸びるかもしれない。
2017/01/01(Sun) 03:02 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154601 
ところでこのベンチはIntel Compiler Patcher適用してから実行されてるの?
されてないならAVX走らない場合があるんじゃ?
2017/01/02(Mon) 18:32 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154602 
HTTがONになった最初のPen4を思い出せばAMD初のSMT技術が思いの外ストールし難い実装になっているとも言える。
OSもマルチスレッドに向けて最適化が進んでるからそう単純な話ではないが。
いずれにしろESでこの数字なら少なくともライバルと互角には戦ってくれるんだろう。
それにしても今のAMDのファンは良く訓練されているというか基本ネガティブなんだな。
ブルの時みたいな「出る前から死んでる」のが明白だったアーキテクチャでも楽観視してた人が居たくらいなのに。
今回はあの時とまるで状況が違うぞ。
少なくともAMDが正面から勝負しにいってる時点で違う。
もう少し期待していいんじゃないか。
2017/01/02(Mon) 20:53 | URL | LGA774 #hdWCm10g[ 編集]
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