SiSoftware Official Live Ranker(SiSoftware Database)
SiSoftwareのSandra 2015のデータベースにXeon Gold 6150なるCPUが掲載されています。
このXeon Gold 6150のスペックですが18-core/36-thread 3.70GHz L2=1MB×18/L3=24.75MBというすさまじいスペックになっています。そしてこれを2-wayにしたものが登録されており、合計のコア・スレッド数はそれぞれ36と72になります。
Processor Multi-mediaのスコアは4040.67pix/s、Processor Multi-core Efficencyは168.96GB/sとなっています。
SiSoftwareのSandra 2015のデータベースにXeon Gold 6150なるCPUが掲載されています。
このXeon Gold 6150のスペックですが18-core/36-thread 3.70GHz L2=1MB×18/L3=24.75MBというすさまじいスペックになっています。そしてこれを2-wayにしたものが登録されており、合計のコア・スレッド数はそれぞれ36と72になります。
Processor Multi-mediaのスコアは4040.67pix/s、Processor Multi-core Efficencyは168.96GB/sとなっています。
18-coreという多コアながら3.70GHzという高周波数を実現しているためか、平均消費電力も(おそらくは2 processor合計で)396Wという高い数字となっています。

Xeon Gold 6150という今までのXeonとは全く異なった命名体系の製品で、未発表の製品であることが示唆されます。そしてL3キャッシュが24.75MBという“Broadwell-EP”までのXeonではあり得ない半端な数字となっています。“Skylake-EP/-EX”ではL3キャッシュ容量がコアあたり1.375MBになるといわれています。そして24.75MBという数字は1.375MB×18の数字となり、このXeon Gold 6150は“Skylake-EP-/-EX”である可能性が高そうです。
“Skylake-EP/-EX”では2-way向けから8-way向けが“Purley”と呼ばれる統一プラットフォームで提供される予定で、これまでは異なるプラットフォームで会ったXeon E5とXeon E7が共通のプラットフォームを使用することになります。これに伴いXeonの命名体系にも何らかの変化がありそうですが、その変化した命名体系の1つがXeon Goldとなるのかもしれません。

この記事へのコメント
消費電力もそうだけどさていくらするだろうねというかhpc要素でもこんな高クロックいるだろうか。それかZenの16-core以上の対策を先手で打ったのかな?
まさかエンドユーザー向けの化け物なんてこと・・・
まさかエンドユーザー向けの化け物なんてこと・・・
2017/01/30(Mon) 06:02 | URL | LGA774 #-[ 編集]
周波数を上げてこられると、SnowyOwlとXeonGoldと…どちらに手を出そうか迷ってしまう。
2017/01/30(Mon) 23:02 | URL | LGA774 #-[ 編集]
ヒートスプレッダが熱伝導率の良い金でできているに違いない。
(銀や銅の方がいいんだけどさw)
(銀や銅の方がいいんだけどさw)
2017/01/31(Tue) 15:03 | URL | LGA774 #-[ 編集]
Skylake-EP/-EXではなくてSkylake-SPとSkylake-Fになる
81xx (Platinum)
61xx (Gold)
51xx (Gold)
41xx (Silver)
31xx (Bronze)
このような構成でリリースされる
61xx/51xxはUPIの数で差別化される
最上位の8180は28コア56スレッド 2.5Ghz TDP205w
形式末尾にPやFつくものも用意され、それにはFPGAやOmni-Pathが搭載される
FPGAはArria10GX1150が使用される
Silverが最大12コア、Bronzeが最大8コアでTDPは共に85w
一般的に手に入るものはここら辺になりそう
81xx (Platinum)
61xx (Gold)
51xx (Gold)
41xx (Silver)
31xx (Bronze)
このような構成でリリースされる
61xx/51xxはUPIの数で差別化される
最上位の8180は28コア56スレッド 2.5Ghz TDP205w
形式末尾にPやFつくものも用意され、それにはFPGAやOmni-Pathが搭載される
FPGAはArria10GX1150が使用される
Silverが最大12コア、Bronzeが最大8コアでTDPは共に85w
一般的に手に入るものはここら辺になりそう
2017/01/31(Tue) 18:59 | URL | 通れすがれ #pwutJTUc[ 編集]
xxゴールドとか、なんかスタミナ飲料っぽいw
2017/02/02(Thu) 07:03 | URL | LGA774 #mQop/nM.[ 編集]
intelでは電力効率が大幅に悪化しはじめるのは4GHz超えるあたりだったはず。
そうならない範囲で、HPC(というか主に上位のスパコン)でも単コアの性能を上げることによってコア数、ノード数を減らして通信コストを下げる方向性は実際に有り得る。
ついにすべての手札を見せてきた感じかな。
そうならない範囲で、HPC(というか主に上位のスパコン)でも単コアの性能を上げることによってコア数、ノード数を減らして通信コストを下げる方向性は実際に有り得る。
ついにすべての手札を見せてきた感じかな。
2017/02/04(Sat) 10:22 | URL | LGA774 #-[ 編集]
この記事のトラックバックURL
https://northwood.blog.fc2.com/tb.php/8817-f06559f9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック