北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD Ryzen 6-core CPU exists(VideoCardz)
6 Ryzen-core processor is technically feasible(IO-TECH)

最近になりRyzen CPUには6-core/12-threadのモデルは存在しないという噂が流れている。だがこれは全くの正反対である。Ryzenの6-coreモデルは存在し、そのEngineering Sampleも登場している。

先月末頃にRyzen SR5に相当するモデルは8-core/8-threadであり、6-core/12-threadのモデルは登場しないという話が出てきていました。ところが今回はそれを180度覆す話で、いくつかの情報筋が6-core/12-threadのモデルの存在を伝えています。
 
現在、テストが行われているRyzenのEngineering Sampleは(少なくとも?)3種類といわれています。

  ZD3601BAM88F4_40/36_Y 8-core/16-thread 3.60GHz/4.00GHz
  ZD3406BAM88F4_38/34_Y 8-core/16-thread 3.40GHz/3.80GHz
  ZD3301BBM6IF4_37/33_Y 6-core/12-thread 3.30GHz/3.70GHz

この3番目のものが6-core/12-threadだと考えられています。ナンバーの10番目と11番目の文字が上2種類では“88”であるのに対し、3番目のものでは“6I”と異なっており、何らかの差があることが考えられます(6~8番目も“BAM”と“BBM”で異なっている)。それに続く12番目と13番目の文字はsteppingを表していると考えられており、3種類いずれも“F4”となっています。アンダーバーに挟まれた数字が周波数で、最上位の8-core/16-threadのものは3.60GHz/Boost 4.00GHzと推測され、Boost時の周波数を4.00GHzの大台に乗せています。6-core/12-threadと推測される3番目のものは3.30GHz/Boost 3.70GHzと見られます。

ではこの6-coreモデルをどのようにして作り出すのかが問題となりますが、IO techにはその予想図が掲載されています。“Zen”は4-coreがCCXと呼ばれる1つの単位を形成します。1つのCCXにはCPUコアが4つとそれぞれのCPUコアに付随した512KBのL2キャッシュ(4-coreでの合計は2MBとなる)、4-coreで共有する合計8MBのL3キャッシュがあります。これらのCCXの構成要素のうち1つのCPUコア+L2=512KBを無効化することができる模様で、6-coreの場合は1つのCPUコアを無効化した3-core仕様のCCXが2つ組み合わされる模様です。興味深いのはIO techの図ではCPUコアとL2キャッシュまでが無効化されており、L3キャッシュはフル仕様の8MBが有効となっていることです。そのため図の通りであれば6-core/12-threadのモデルのL3キャッシュ容量は8-core/16-threadモデルと同等の16MBとなります。

Ryzenの8-core及び6-coreモデルはCCXが2つ搭載されますが、“Zen”世代の最初のAPUは4-coreと言われており、おそらくはCCXが1つとGPUを組み合わせた構成となるでしょう。そしてRyzen 6-coreモデルと同じ手法を使えば、AMDから再び3-coreモデルが登場する可能性は0ではなさそうです。

(過去の関連エントリー)
Ryzen SR5は6-core/12-threadなのかそれとも8-core/8-threadなのか(2017年1月25日)


コメント
この記事へのコメント
154853 
4+3… (^◇^)ワクワク
2017/02/04(Sat) 01:22 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154854 
8C/8Tと6C/12Tとの上下関係が疑問なのさ。 価格もモデルナンバーも。
2017/02/04(Sat) 01:24 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154856 
A8-7600使いとしては、6コア品は狙い目だな。

1コア無効ダイなら、その分放熱にも有利だろうし。
2017/02/04(Sat) 02:13 | URL | LGA774 #Q3pCjmGY[ 編集]
154858 
これで有効化できたら一番触ってて面白味の出てくる親しみやすいCPUになるに違いない(下心)
2017/02/04(Sat) 03:09 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154869 
>>154854
モデル名的に8C8Tが入る所は無い
自作向けに出回るのは以下の8種類だろう

Ryzen R7 1800X 8/16
Ryzen R7 1700 8/16
Ryzen R5 1600X 6/12
Ryzen R5 1500 6/12
Ryzen R5 1400X 4/8
Ryzen R5 1300 4/8
Ryzen R3 1200X 4/4
Ryzen R3 1100 4/4
2017/02/04(Sat) 14:48 | URL | LGA774 #cRy4jAvc[ 編集]
154871 
6C12Tが出ないっていう情報がタイ発で、それと一緒に$580~720の話も出てきた
コア数の方が嘘なら価格の方も間違いのはず
8C16Tが$500で出る。多分きっとそう
2017/02/04(Sat) 16:50 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154881 
おみくじ再びなら面白いです
2017/02/04(Sat) 23:21 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154885 
6コア製品はインテルのCofelakeで、コア数が追いつかれる。
長い目で見ると、8コアの方が使える気がする。
8コアSMTオフ状態でのブースト具合と、OS・ドライバー対応の作りこみ、intelSGX該当機能の有無、価格を、早く知りたい。
2017/02/05(Sun) 09:20 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154888 
4C/8Tは65W版のみという話もあるので
6C/12Tの95Wのほうが高クロックガ維持しやすいかもしれない
2017/02/05(Sun) 16:33 | URL | LGA774 #-[ 編集]
154915 
>154869
1250Xとかそんなのが追加されるかも
2017/02/07(Tue) 09:57 | URL | LGA774 #-[ 編集]
コメントを投稿する(投稿されたコメントは承認後表示されます)
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
https://northwood.blog.fc2.com/tb.php/8821-1af024de
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック