北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD Radeon RX 500 Series Family To Feature High-Performance Vega 10 and Mainstream Vega 11 Based Graphics Cards(WCCF Tech)

WCCF TechではRadeon RX 500 seriesに関する新たな情報を入手した。Radeon RX 500 seriesは複数種類が投入され、top-to-bottomで投入される。そして新しいNext Compute Unit (NCU) アーキテクチャが導入される。

Radeon RX 500 seriesのflagshipはCES 2017でも披露された“Vega 10”である。“Vega 10”は新しいアーキテクチャとHBM 2が導入される。HBM 2の導入によりメモリが高速化される。
 
“Vega 10”を採用するカードとしてはRadeon Instinct MI25が既に発表されています。これの演算能力はFP32 12.5TFlops, FP16 25TFlopsです。ダイのサイズは500mm2超になると見込まれています。またCES 2017でも明らかにされたとおり、HBM 2を2 stack搭載します。最大で16GBまで搭載できますが、コンシューマ向けは8GBに抑えられると見られています。製造プロセスは“Polaris”と同じ14nmながらもアーキテクチャは一新され、GFX 9ともNext Compute Unit (NCU) とも呼ばれるものになります。また今のところCompute Unit数は64、StreamProcessor数は4096と予想されています。

メインストリームおよびパフォーマンス帯にはもう1つの“Vega”―“Vega 11”が用意される。“Vega 11”は現在メインストリーム帯の$300以下の市場を担っている“Polaris 10”を置き換えるものとなる。

“Vega 11”は存在そのものは前々から言われているものの、“Vega 10”ほどにはその詳細はわかっていません。搭載するメモリについてもGDDR5Xであるという予想と、HBM 2を1 stack搭載するという予想があるようです。ただ後者の場合、コストを考えるとメモリの容量が4GBに制限されるのが難点となります(1 stackで8GBも可能だが8-HiのHBM 2を搭載することになり、そのコスト増は無視できないだろう)。1 stack 4HiのHBM 2を搭載した場合、1024-bitで256GB/s前後の速度となります。

“Vega 11”のさらに下については“Polaris”が充当されるのではないかという見方があるようです。既にノートPC向けでは“Polaris 11”を使用したRadeon RX 560というものが出てきている模様です(仮にRadeon RX 500 seriesの下位が“Polaris 11”だったとしても、“Polaris 11”のフルスペック仕様で消費電力50W程度のものが出てくるのであればそれはそれでありだとは思うが・・・)。



コメント
この記事へのコメント
155047 
HBCCのおかげでメモリ容量は4GBでも性能は確保できるという考えはあるかも
ドライバの熟成が必要そうだが
2017/02/17(Fri) 01:15 | URL | LGA774 #H6hNXAII[ 編集]
155050 
HBM2はキャッシュにもなるんだろ?
ならHBM2+GDDR5やHBM2+DDR3も可能なのでは?
2017/02/17(Fri) 02:09 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155054 
HBM2をキャッシュとして使うまでは良いんだけど、その場合のVRAMはどうなる?ある?ない?
2017/02/17(Fri) 06:12 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155061 
流石にありえないと思うけど
1スタックじゃGDD5の256GB/sと同等の速度でしかなくメモリ粒度の問題で実帯域はGDDR5より下がる
容量は4GBになる上にコストは上がっていいことないね
2017/02/17(Fri) 11:02 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155064 
Vegaが噂通りの性能なら早いとこMacbook Pro向けのローエンドVegaが欲しい所
2017/02/17(Fri) 16:56 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155068 
Vegaの下位モデルもHBM2を採用するようになると、RavenRidgeに回す分が足りなくなるかも知れないな
ただでさえhynixが遅れているのに
2017/02/17(Fri) 22:40 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155074 
メインストリームなら4GBでまぁ十分かな。
ハイエンドも16GBならスパコンで使ってもらえるようになるかもね。
これまでHBMを使ったFireProはTOP500クラスでは皆無だったけど
大容量ならば高帯域メモリにはそれなりにインパクトあるはず。
2017/02/18(Sat) 11:43 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155078 
高速化も結構だが、ドライバの安定にも尽力してもらいたい。Crimsonになってから、IRQ周りのブルーバックが頻繁に増えている。Win10で解決できるとも思えないな。
2017/02/18(Sat) 18:30 | URL | LGA774 #a2H6GHBU[ 編集]
155095 
正直言ってRyzenの性能を予測するより遥かに難しい
特にHBM2単独でVRAM乗せないなら未知数としか言えない
そしてブロックダイアグラムを読めばVRAMは恐らく乗せない
メインメモリを使うのかSSDを使うのか
SSDならば外部オプションにするのか基板実装なのか
いずれにしても大規模演算は速いだろうが描画はまったく分からん
SSDに変わる高速不揮発性メモリが出てこれば描画も心配ないだろうが単体カードのローンチに合わせたその匂いも今はない
面白いとは思うけど現時点での予測は無理
2017/02/20(Mon) 19:18 | URL | LGA774 #-[ 編集]
コメントを投稿する(投稿されたコメントは承認後表示されます)
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
https://northwood.blog.fc2.com/tb.php/8838-f83febd0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック