北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel Core i9-7960X 16-core/32-thread Processor Detailed, Benchmarked(techPowerUp!)
Socket 2066 (Core i9-7960X) Processor with 16 cores surfaces in GeekBench(Guru3D)
Intel 0000 @ 2.51 GHz 1 processor, 16 cores, 32 threads (Geekbench Database)

IntelはAMDのRyzen Threadripperの対抗として、2017年第3四半期に“Skylake-X”の上位モデルの投入を急いでいる。まず12-core/24-threadのCore i9 7920Xが登場し、続いて16-core/32-threadのCore i9 7960Xがそう遠くない時期に続く。そして2017年末に18-core/36-threadのCore i9 7980XEの投入し、Core X seriesのラインナップ買い完成する。

Core i9 7960Xは16-core/32-threadでキャッシュ構成はL2=1MB×16 / L3=22MBとなる。PCI-Express 3.0は44レーンで、メモリコントローラは4ch DDR4となる。周波数は12-coreのCore i9 7920X(2.90GHz)よりもさらに下がり、定格周波数は2.50GHzとなる。
 
この2.50GHzという数字の元はGeekbenchのデータベースです。ここ最近はこのGeekbenchのデータベースから新CPUの情報が出てくることがしばしばあります。

Processor の項目を見るとIntel 0000 @[ 2.51GHz, 1 processor, 16 cores, 32 threadsと表示されています。Core i9 7960Xの文字列こそありませんが、これに掲載されているものが“Skylake-X”世代の16-core/32-thread CPUであることは確かです。
“Skylake-SP”を用いた16-core Xeonじゃないのか? という疑問は当然のものでしょうが、MotherboardはASUS X299 Deluxe、サウスブリッジはX299となっており、この通りであればLGA3647のXeonではなく、少なくともLGA2066対応の16-core/32-thread CPUで、可能性としてはCore i9 7960Xが高くなります(まさかの“Skylake-W”という可能性は否定できないかもしれないが)。

Core i9 7900X/i7 7800X series(14nm / Skylake-X / LGA2066)
MNコア数
スレッド数
定格周波数
Turbo時周波数
キャッシュTDP対応メモリ
PCIe 3.0
Core i9
7980XE
18-core
36-thread
*.**GHz
TB *.**GHz
L2=1MB x18
L3=24.75MB?
***W4ch DDR4
44 lanes
'17/10
$1999
Core i9
7960X
16-core
32-thread
2.50GHz
TB *.**GHz
L2=1MB x16
L3=22MB
***W4ch DDR4
44 lanes
'17/10
$1699
Core i9
7940X
14-core
28-thread
*.**GHz
TB *.**GHz
L2=1MB x14
L3=19.25MB?
***W4ch DDR4
44 lanes
'17/10
$1399
Core i9
7920X
12-core
24-thread
2.90GHz
TB *.**GHz
L2=1MB x12
L3=16.5MB
***W4ch DDR4
-2666
44 lanes
'17/8
$1199
Core i9
7900X
10-core
20-thread
3.30GHz
TB 2.0: 4.30GHz
TB 3.0: 4.50GHz
L2=1MB x10
L3=13.75MB
140W4ch DDR4
-2666
44 lanes
'17/6/26
$999
Core i7
7820X
8-core
16-thread
3.60GHz
TB 2.0: 4.30GHz
TB 3.0: 4.50GHz
L2=1MB x8
L3=11MB
140W4ch DDR4
-2666
28 lanes
'17/6/26
$599
Core i7
7800X
6-core
12-thread
3.50GHz
TB 2.0: 4.00GHz
L2=1MB x6
L3=8.25MB
140W4ch DDR4
-2400
28 lanes
'17/6/26
$389


Xeonの16-coreモデルを見ていくとXeon Gold 6142が2.60GHz/TB 3.70GHzでTDP150W、Xeon Gold 6130が2.10GHz/TB 3.70GhzでTDP125Wとなっています。これらの数字を参考にすると、2.50GHzのCore i9 7960XのTDPは噂されていた165Wではなく140Wという可能性もありそうです(低TDP・高周波数で動く素性の良いコアはXeonに回されるので、Core i9は165Wになる、という可能性も無きにしも非ずであるが)。

ベンチマークスコアについてはSingle-core 5238、Multi-core 33672 となっています。

(過去の関連エントリー)
12-coreのCore i9 7920XがIntelの価格表に追加される―周波数は2.90GHz(2017年7月19日)
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コメント
この記事へのコメント
157057 
12コアの7920Xが2.9G、16コアの7960X(ES)が2.5Gなら
間取って14コアが2.7G、18コアが2.3Gですかね?
TB3.0で単発クロックは誤魔化せるけど全コア動いた時の18コアはもっさりしそうw
2017/07/25(Tue) 22:19 | URL | LGA774 #-[ 編集]
157061 
16コア同士のガチンコ対決でも負けるというのか
2017/07/25(Tue) 23:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
157063 
…スリッパで叩かれてる感覚
2017/07/25(Tue) 23:45 | URL | LGA774 #-[ 編集]
157064 
IntelはAVX512も考慮しないといけないからベース周波数やTDPが不利なのは仕方がない
特にHEDTの場合は特にAVX系の稼働率を高く見積もらないといけないだろうし
使わない人はTB周波数に近いところで常用出来るのでは
2017/07/25(Tue) 23:48 | URL | LGA774 #-[ 編集]
157069 
なんというxeon感
2017/07/26(Wed) 00:14 | URL | LGA774 #-[ 編集]
157071 
スリッパ対抗として出したのに
逆にスリッパをプッシュしてしまっているという矛盾
2017/07/26(Wed) 01:16 | URL | LGA774 #KfkS430g[ 編集]
157096 
本質的に、TBは「効いたらラッキー」程度の代物じゃないかな。
全コアフル稼働な人はTB周波数の増加分なんて気休めくらいだし、
かといって少数コアしか使わないようにするならi7で十分ってことだし。

Haswell-Eのときは、AXV2の有無でのTB周波数の落ち込みは200MHzくらいだったよ。
AVX512ではもっと差があるかもしれませんな。
2017/07/27(Thu) 23:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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