北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
Intel NUC Roadmap: Coffee Lake and Kaby Lake with discrete graphics from Q2 / 2018(ComputerBase.de)
Intel NUC Roadmap 2018 – 2019 – Gemini Lake, Coffee Lake, and Kaby Lake H(CNXSOFT)

Intelの小型PCであるNUCのロードマップが明らかになった。これによると2018年のNUCのフラッグシップモデルは“KabyLake-H”に単体GPUを組み合わせた物となる。また“Coffee Lake”や“Gemini Lake”を搭載した物も登場する模様である。

上から順に見ていきます。
 


◇“Hades Canyon”
“Hades Canyon VR”と“Hades Canyon”の2種類があり、型番は前者がNUCxi7HUK、後者がNUCxi7HNKとなる。

4-core/8-threadの“KabyLake-H”に単体GPUを搭載したモデルで、実装方法としては“KabyLake-H”から出るPCI-ExpressレーンにdGPUを接続し、Multi-chip processorにしたような形態。“KabyLake-H”はTDP35Wまたは45Wであるが、dGPUを搭載するため、“Hades Canyon”のそれはTDP65W、“Hades Canyon VR”はTDP100Wとなる模様。

・・・“KabyLake”にRadeon GPUを搭載する“KabyLake-G”を想起させるが、今回の情報ではGPUが何になるかまでは言及されておらず、実装方法もMulti-chip processorとぼかされている。

“Hades Canyon”は“Skylake-H”を搭載した“Skul Canyon”の後継で、主なインターフェースとしてThunderbolt 3.0を2系統、M.2 (PCI-Express 3.0 x4 / SATA 6.0Gbps) を備える。LANはGigabitLANが2系統とIEEE 802.11ac+Bluetooth 4.2を備える。



◇“Been Canyon”
“Coffee Lake-U”を搭載するモデルでメインストリーム向け。“KabyLake-U”を搭載した“Baby Canyon”や“Broadwell-U”を搭載した“Rock Caynon”の後継製品と位置づけられる。

前世代・前々世代同様Core i7, i5, i3を搭載したモデルが用意され、型番はNUC8(i7/i5/i3)BEHないしはNUC8(i5/i3)BEKとなる。Core i7, i5は4-core/8-thread、Core i3は4-core/4-threadである(これらが4-core+GT2の構成であるならば、より正確にはCPUのコードネームは“Coffee Lake-U”ではなく“KabyLake Refresh-U”となる)。

主なI/OはThunderbolt 3.0, M.2(PCI-Express 3.0 x4 / SATA 6.0Gbps)、GigabitLAN, IEEE 802.11ac+Bluetooth 4.2など。
末尾“H”のモデルでは2.5インチベイが用意される。

なお以前にTDP28Wの“Coffee Lake”世代CPUを搭載したハイエンドNUCの話題が出てきているが、これが相当するのか別に用意されるのかははっきりしない(現行の“Baby Caynon”は最上位のNUC7i7BNHのみTDP28Wで2-core+GT3eのCore i7 7567Uを搭載しており、Core i5, i3搭載モデルはいずれもTDP15Wの“KabyLake-U”を搭載している。さらにCore i5搭載モデルはCore i5 7260Uで2-core+GT3eであるのに対し、Core i3はCore i3 7100Uで2-core+GT2で、iGPUの仕様も統一されているわけではない)。



◇“June Canyon”
“Gemini Lake”を搭載するエントリーモデル。Pentiumを搭載するNUC7PJYHとCeleronを搭載するNUC7CJYHがある。“Apollo Lake”を搭載していた“Arches Canyon”の後継で、Atom系列の省電力コアを搭載する。
Pentium搭載モデルはPentium J6006を搭載しおそらくは4-core。Celeron搭載モデルはCeleron J4005と呼ばれる2-coreのモデルを搭載する。TDPはどちらも10W。

I/OとしてM.2, IEEE 802.11ac+Bluetooth 4.2など。

搭載メモリは先に挙げた“Hade Canyon”や“Been Canyon”といったCore processorモデルは2ch DDR4-2400対応で32GBまで搭載できるが、Atom系列のコアを搭載する“June Canyon”は1ch DDR4-2400対応で最大8GBまでのサポートとなる。

(過去の関連エントリー)
“Coffee Lake”世代のハイエンドNUCが計画されているよう(2017年9月5日)


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