北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
ASUS Confirms Z270 Platform Could be Compatible with Intel Coffee Lake CPUs(techPowerUp!)
Asus Interview: Andrew Wu (ROG Motherboard PM)(bit-tech.net)

bit-tech.netがASUSのR.O.G. Motherboard producr managerであるAndrew Wu氏にインタビューを行っており、その中でこのような話が出ています。

bit-tech:新CPU(=“Coffee Lake”)がZ270マザーボードと互換性がない理由についてより技術的な詳細を聞かせてもらうことは出来るだろうか。

Andrew:これはIntelの決定による。
 
bit-tech:では物理的な制限ではないのか? Intelは電力供給によるとしていたが。

Andrew:電力供給は小さな違いに過ぎず、それだけでは理由にはならない。

bit-tech:ならば、20かそこらの以前より使われていなかったpinが関係する?

Andrew:そうだ。

bit-tech:もしIntelが許可して、ASUSにその気があればZ270マザーボードで“Coffee Lake”に対応することは出来るのか。

Andrew:できる。だがそのためにはME (Management Engine) やBIOSの更新が必要となる。Intelはこれをロックし、互換性に制限をかけている。

bit-tech:以前は使用されていなかった20ほどのpinについて説明してくれたが、今は何に使われているのか。

Andrew:多くは電力制御のために使われている。そのため、より多数のコアをもつCPUへの準備も可能だ。

“Skylake-S/KabyLake-S”と“Coffee Lake-S”はSocketこそ同じLGA1151ながらも、pin配置が異なっており、“Skylake-S/KabyLake-S”世代でRevered pinとされていたpinの半数ほどが“Coffee Lake-S”では電力供給のために使われています。

R.O.G. seriesのように元から電力供給に余裕を持たせてあるようなマザーボードであれば、(BIOSが対応しさえすれば)電力供給の問題もクリアしてZ270で“Coffee Lake-S”を動かすことも不可能ではないでしょうが、ローエンドで余裕のないマザーボードの場合は電力供給不足で動かない・・・動かなければいい方で焼けただの焦げだだのという騒ぎになりかねないことは予想がつきます。Z370は“Coffee Lake-S”用、100 / 200 seriesは“Skylake-S/KabyLake-S”用とざっくり切り分けてしまった方が、わかりやすいと言えばわかりやすいでしょう(昔であれば、挑戦心あふれるどこかのメーカーが100 / 200 seriesで“Coffee Lake-S”に対応させてきそうだが、さすがに今のご時世はなかなか難しいだろう。かく言うASUSも遠い昔にはIntel 915Pを載せたSocket478マザーボード―“P4GD1”というなかなか素敵なマザーボードを出していたことがある)。


コメント
この記事へのコメント
158176 
Z370買って、Intelの養分になるしかないのかなぁ。
2017/10/19(Thu) 09:58 | URL | _ #-[ 編集]
158177 
「ASUS曰く」が「ASUSEK」に見えた

すいません、それだけです。
2017/10/19(Thu) 12:21 | URL | v #-[ 編集]
158180 
設計外動作(電力消費増)に定格外動作(ターボブースト)が組み合わさると何が起こるかわからないからな
製造者責任というものがあるので当然の対応だし、ケチという人は安全に関して無頓着なんだろう
2017/10/19(Thu) 13:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
158184 
>ケチという人は安全に関して無頓着なんだろう

じゃあなんでソケット形状変えなかったの?刺さらないようにすればそもそも安全じゃないですか?^^
2017/10/20(Fri) 00:41 | URL | LGA774 #-[ 編集]
158185 
K無しCPUをOC可能にしてインテルに脅されたのってAsrockだっけ。
2017/10/20(Fri) 03:12 | URL | LGA774 #-[ 編集]
158186 
ほんとに「何が起こるかわからない」ほどintelの設計者は無能ではないでしょう。
必要ならば世代ごとに動作に制約をかけることもできる。
なぜ故意に互換性を維持できない設計にするのか、常にそこが批判されてるわけで。
2017/10/20(Fri) 03:46 | URL | LGA774 #-[ 編集]
158193 
どっちかってと、300系でSkylake-S/KabyLake-Sが動くようにしてほしいねぇ
2017/10/20(Fri) 18:25 | URL | LGA774 #-[ 編集]
158194 
内部USBヘッダーから電力供給する下駄をだね…
2017/10/20(Fri) 19:41 | URL | LGA774 #ex3yOCrA[ 編集]
158195 
逆にZ370系が以前のCPUを扱えなくしてるのは意味が分からん
2017/10/20(Fri) 19:59 | URL | LGA774 #-[ 編集]
158198 
※158180
そんなのは言い訳にはならないでしょ
消費電力の増加なんてM/Bベンダーが製品毎に対応の可否を判断すれば済む話
(実際AM3+の140W CPU対応の時にそういうことがあった)だし、
LGA1151v1と4コアのCoffelakeの組み合わせまで禁止する理由にもなってないし
2017/10/21(Sat) 22:43 | URL | LGA774 #-[ 編集]
158199 
今回のはi820+RIMMよりひどいな。
互換性がありそうでないとか。
久々にLGA2011をチェックしちまったよ。
2017/10/21(Sat) 22:59 | URL | LGA774 #-[ 編集]
158200 
どちらに肩入れするわけでもないけど、こういう記事を見るとAMDが躍進してくれて良かったと思う。
他に選択肢があれば無理してIntelに縋っていく必要もないし。
2017/10/21(Sat) 23:18 | URL | LGA774 #-[ 編集]
158210 
単にこう、RYZEN対抗であわてて出したからいろいろ変なことになってるだけだろ
2017/10/22(Sun) 23:51 | URL | LGA774 #-[ 編集]
158214 
※158195
検証作業のコストが省けるのが一番の理由ではないでしょうか?
2017/10/23(Mon) 11:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
158217 
まあ、Intelも中古との争いもあるから6コアはRyzenのせいでもないんじゃないの?
2017/10/23(Mon) 22:53 | URL | LGA774 #-[ 編集]
コメントを投稿する(投稿されたコメントは承認後表示されます)
トラックバック
この記事のトラックバックURL
https://northwood.blog.fc2.com/tb.php/9152-498a2bec
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック