北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
VIA Zhaoxin x86 4 and 8-core SoC processors launch(Guru3D)

VIAはZhaoxin processorによりx86 processor市場に再度参入することを明らかにしているが、そのx86 SoCとしてKX-5000 seriesとKH-20000 seriesを発表した。また今後はKX-7000 seriesをAMDへの対抗として投入することを予定している。
 
KXは“KaiXian”、KHは“KaisHeng”の頭文字を取っており、KX-5000 seriesはPCやワークステーション、Mobile向けとされ、IntelのCore i5, i3に対抗する製品として位置づけられます。KH-20000 seriesは組み込み向けとなります。

ラインナップは以下の通り。

 KX-U5580M 8-core/8-thread ≦1.80GHz L2=8MB
 KX-U5680 8-core/8-thread 2.00GHz L2=8MB
 KX-U5580 8-core/8-thread 1.80GHz L2=8MB
 KX-5640 4-core/4-thread 2.00GHz L2=4MB
 KX-5540 4-core/4-thread 1.80GHz L2=4MB
  ・VT-x, Trusted Execution Technology (TXT), SSE 4.2, AVX, AVX 2
  ・Dual-channel DDR4-2133 Max 64GB
  ・PCI-Express 3.0×16(別にチップセット(ZX-200)向けのx4レーンがある)
  ・iGPU搭載(DirectX 11.1まで。DirectX 12には非対応)
  ・解像度は4096×2304@60Hzまで対応(HDMI出力時)

 KH-26800 8-core/8-thread 2.00GHz L2=8MB
 KH-25800 8-core/8-thread 1.80GHz L2=8MB
  ・VT-x, Trusted Execution Technology (TXT), SSE 4.2, AVX, AVX 2?
  ・DDR4, Max 128GB, ECC, Resgitered DIMM対応
  ・iGPUは無効

何らかの形で秋葉原に出回りそうなのはKX-5000 seriesでしょうか。消費電力・TDPがどれほどのものかがわかりませんが、今までのVIA processorの流れをくめば低消費電力・低発熱のCPUに仕上がっていることが期待できそうなので、中華タブにこれが入ってたということはあるかもしれません。自作PC向けのMiniITXマザーボードとなると・・・もう少しハードルが挙がりそうです。

KX-5640とKX-U5680のSPEC CPU 2006のスコアが掲載されており、Atom C2750(8-core, 2.40GHz/Boost 2.60GHz)と比較されています。
8-core, 2.00GHzのKX-U5680がAtom C2750よりも良いスコアを出しており、SPEC CPU 2006においては周波数あたりの性能は“Silvermont”世代のAtomより上となりそうです。

KX-5000 seriesはZX-200と呼ばれるチップセットと組み合わされることが想定されており、ZX-200はSATAを4ポートとPCI-Express 2.0を4レーンに加え、USB (3.1 Gen.2, 3.1 Gen.1, 2.0) とGigabitLANを備えます。

Guru3DにあCyrix及びCenTaurから続くVIA CPUの系譜が掲載されています。

Cyrix
Joshua (Gobi)
180nm
CenTaur
Samuel
180nm
Cyrix III
Samuel 2
150nm
C3, Cyrix III
Ezra
130nm
C3 (缶入り)
Nehemiah
130nm
C3
Esther
90nm
C7
Isaiah
65nm
Nano
Isaiah
40nm
Nano X2, VIA QuadCore
2-core, 4-core(MCM)
Isaiah II
??
兆芯
Zhangjiang
28nm
ZX-C, ZX-C+
4-core, 8-core(MCM)
WuDaoKu
28nm
KX-5000, KH-20000
4,8-core
LujaZui
16nm
KX-6000


KX-7000


VIAに買収された前後からの流れとなっておりCyrixは“Cayenne”と“Joshua”が掲載されていますが、おそらくはどちらも製品としては世に出ていないはずです(そもそも“Cayenne”は“Joshua”の前の世代の製品という位置づけではないよう)。


コメント
この記事へのコメント
159085 
そんな事よりENVYをだな…
2018/01/23(Tue) 06:07 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159089 
前作はWindows8もインストールできない失敗作で、4coreのアナウンスもあったが、出回らなかった
あんまり期待できない…
2018/01/23(Tue) 08:27 | URL | ななしです #W3ugQoag[ 編集]
159094 
>SPEC CPU 2006においては周波数あたりの性能は“Silvermont”世代のAtomより上となりそうです。

これでi3、i5と戦おうとしているのか…?
2018/01/23(Tue) 10:34 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159098 
購入を検討したくなるような、いい製品が出てくれるといいんだが
2018/01/23(Tue) 11:30 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159103 
オーバークロッカーが新しい境地を開くかも・・しれない
2018/01/23(Tue) 18:07 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159107 
なにこれ?
中華CPUなん?
2018/01/24(Wed) 07:35 | URL | LGA774 #cks3dOnk[ 編集]
159108 
久々のNanoなのネタ
2018/01/24(Wed) 12:12 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159109 
PC-98用の最初の載せ替えCPUはCyrixだったなぁ(Cx486DLC-25GP辺り)
自作で6x86、更にMMX機能搭載の6x86MX PR-233買ったなぁ(出た当初はMMX Pentium233MHzよりも高価な時が有って高止まりの時に購入したのはいい思い出)
その後省電力用PCにCyrixIII~C3で組んだのも今となっては懐かしい(この時期のは中身IDTのコアになっちゃってCyrixファンとしては寂しかったが)

まさかこの時期になって改めてx86プロセッサ参入してくるとは驚きだわ
日本国内に出回る事を祈ってるわ
2018/01/24(Wed) 12:28 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159113 
製品の風呂敷を広げすぎず。
サポートはそれでいて不足はなく。
顧客が減って来て暇になる見通しが立ったら新製品で攻める。

そんな感じのVIA。
2018/01/25(Thu) 14:03 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159114 
隊長!ラインナップのところで「解像度は」以降が無いであります。
2018/01/25(Thu) 14:42 | URL | LGA774 #Hpwl6DqI[ 編集]
159115 
AMDがNexgenではなくCyrixを買収していたら、今のViaみたいになっていたか、他社に買収されて消えていたんだろうな。
2018/01/25(Thu) 20:57 | URL | LGA774 #ex3yOCrA[ 編集]
159116 
興味本位で触ってみたい気持ちはある
2018/01/25(Thu) 22:58 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159118 
nanoの意思はRADEONが受け継いだから…
早速途絶えかけだけど…
2018/01/26(Fri) 00:20 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159119 
ENVYくらいの機能はCPUに取り込まれちゃったからな
それ以上となるとエントリーで16ch/192kHz入出力とか
ガチすぎて配信だのDTMじゃ使い切れないレベルだし…

USBとかチップセットもそうだけど
VIAたん見てると喰われるばかりで何だか切なげなの
2018/01/26(Fri) 05:19 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159125 
アーキテクチャ的にはAMDライセンス製品じゃないの?
2018/01/26(Fri) 22:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159181 
CPUもいいがS3のディスクリートGPUも復活させてくれんかのう
2018/02/01(Thu) 14:33 | URL | LGA774 #zI09.20A[ 編集]
159398 
VIAはVIA時代のCPUとともに散るんじゃないの?
2018/02/26(Mon) 16:52 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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