北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD: Zen 2 Design is Complete, Rolling Out To Customers in Late 2018 – Next-Gen EPYC Rome Family To Skip 12nm in Favor of 7nm Process(WCCF Tech)

AMDは2017年第4四半期の決算報告で、“Zen 2”世代のコアについて設計が完了しており、サンプリングを2018年後半に開始すると説明した。つまり、2019年内には“Zen 2”を採用した製品が見られることになる。
Lisa Su氏は“Zen 2”世代のサーバープラットフォームについても、中核となる部分の開発は完了していると述べた。


Lisa Su氏は今後のサーバープラットフォームの展開について以下のように述べたようです。
 
サーバー市場においてはメジャーなクラウドベンダーやOEMと密接に開発を続けており、最初の世代のEPYCベースのシステムの拡大し、また次の“Zen 2”世代のサーバープラットフォームについては中核部分となる開発を完了した。“Zen 2”の設計は完了しており、今年後半に顧客へのサンプリングを開始する。

サーバープラットフォームでは“Zen 2”が現行の“Zen”ベースのEPYC(“Naples”)の後継であると述べています。コンシューマ向け製品では現行の“Zen”(14nm)と“Zen 2”(7nm)の間に“Zen+”(12nm)が挟まりますが、サーバー向けのEPYCでは“Zen+”があるという説明は一切されておらず、サーバー向けは“Zen”の次は直接“Zen 2”に移行する模様です。この流れは昨年のRyzen発表時に提示されたロードマップにも記されており、“Naples”(14nm)→“Rome”(7nm)→“Milan”(7nm+)という流れで世代が勧められ、14nm+(後の12nm)の表記はありませんでした(コンシューマ向けCPUやGPUには14nm+の表記が見られた)。

興味深いのは現在EPYCの設計をある程度流用していると思われるRyzen Threadripperでは“Zen+”の製品が出ると説明されていることです。“Zen+”の世代では元となるEPYCは存在しないので、4ダイの構成は現行世代よりもさらに無駄が多くなります。2ダイで予定されている製品としては“Snowy Owl”が前々より噂されていますが、現在に至るまで製品としてはでてきていません。“Snowy Owl”が“Zen+”であれば、これをRyzen Threadripperとして流用することは出来そうです(ただ4ダイ→2ダイとなった場合、Socketが変更される可能性がありそうではある)。


コメント
この記事へのコメント
159209 
液浸版7nmは高コスト
デスクトップ向けに7nmのZen2が出てくるのはEUV版になってからだろうね
Ryzen3000(?)は2020年に出てきたら御の字かな
2018/02/04(Sun) 04:30 | URL | LGA774 #KfkS430g[ 編集]
159210 
そういえば何処かでSocket TR4にEPYCつけて動作確認したとか言うの見たけど、果たして完動作してたのだろうか?それともデマか
2018/02/04(Sun) 07:13 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159212 
もしかして、ZEN+はサーバー向け関係の機能を削除し、ほかはそのままで12nmへ移行したものなのかな?
だとすれば、EPYCの作り方と同じでサーバー機能なしのものができるが……
やはり無駄感が否めない…
2018/02/04(Sun) 17:12 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159215 
タイミング的に「Spectre」対処済みですよね?
2018/02/05(Mon) 05:10 | URL | LGA774 #L6m4KOWY[ 編集]
159216 
>159215
Zen 2の設計を「Spectre」対処のために少し変更したってLisa Suは言ってたね
2018/02/05(Mon) 18:05 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159217 
そのためのInfinity Fabric

ソケット形状はAM4のまま、1ダイにCPUとGPUが乗っているのがRyzenG
いくらなんでもzenコアの1CCXサイズにGPUを載せるのは困難だし、そもそもGPUに必要なI/O数はCPUとは全く違うはず(事実、前世代はAMソケットとFMソケットに別れていたが、今世代はAM4に統一された)
となれば、その違いを吸収してるのがIF層だと言うのは想像に難くない
そう考えると、元々EMPCのIFを流用して設計コストを抑えたTR(社内で後から生えてきた規格)は、2ダイだけで安定してヒートスプレッタを設置出来る設計に変わった可能性もある(TRは4ダイの内、2ダイは機能させていない事からも、IFの設計がEMPCの流用品だと分かる)
2018/02/05(Mon) 18:34 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159218 
*159215
タイミング的に無理
シリコンレベルでの対策はzen2までおあずけ
2018/02/05(Mon) 20:36 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159223 
X399マザーを小改造してEPYC動作させたのは、下の記事の事だね。確かに動作出来てるが、ソケットの配線周りを改造してるから、一般向けの話題では無い。
http://www.guru3d.com/news-story/tweakert-gets-32-core-amd-epyc-cpu-partly-working-on-asus-x399-threadripper-mobo.html
2018/02/07(Wed) 12:03 | URL | TR4 #-[ 編集]
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