北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD's Ryzen 5 2600 is up to 31% faster than Ryzen 5 1600(TweakTown)
AMD Ryzen 5 2600 ‘Pinnacle Ridge’ CPU Performance Leaks Out – Up To 15% Faster in Single Core Tests Compared to Ryzen 5 1600(WCCF Tech)
AMD Myrtle-PiR(Geekbench Browser)

Ryzen 5 2600はRyzen 5 1600の後継となる“Zen+”世代の製品と考えられている。そしてそのRyzen 5 2600のものと思われるGeekbenchのスコアがリークし、その結果はRyzen 5 1600と比較し、Single-threadで14.5%、Multi-threadで31.5%高いものであった。

そのスコアが以下です。

  Single-Core Score:4269
  Multi-core Score:20102
 
今回使用されたCPUは“Ryzen ZD2600BBM68AF_38/34_Y”で、“Zen”系列のES品の命名規則に則れば3.40GHz/Boost 3.80GHzのCPUとなります。

キャッシュ構成はL1 inst 32KB×6/L1 data 64KB×6, L2=512KB×6とここまでは現行のRyzen 5 1600と同様ですが、L3 cacheのみは16MB×2と認識されています。現行のRyzen 1000 seriesはCCXあたり8MBで合計16MBのL3 cacheを有しています。この表示の通りならば、現行世代からL3 cacheが倍増されたことになりますが、単なる誤認識なのかは今の段階では判断がつきません。

Ryzen 5 2600 6-core/12-thread 3.40GHz/Boost 3.80GHz L3=32MB?
Ryzen 5 1600 6-core/12-thread 3.20GHz/Boost 3.60GHz L3=16MB

Ryzen 5 1600から2600での周波数の向上幅は定格6.3%、Boost時5.6%となります。今回のスコアは周波数の向上幅以上のものとなるようで、周波数あたりの性能向上も図られている可能性を示すものです。

・・・と言いたいところですが、GeekBenchのデータベースを見るとRyzen 5 1600のスコアだけでも相当ブレが大きく、額面通り受け取って良いものかどうかは正直自信がありません(現行世代から遅くなることはありえないと思うが)。

“Ryzen ZD2600BBM68AF_38/34_Y”のProcessor IDは“AMD Family 23 Model 8 Stepping 2”となっています。同じGeekBenchのデータベースでRyzen 5 1600を探すと“AMD Family 23 Model 1 Stepping 1”となっており、改めて新しいコアであることがわかります(参考までに“Raven Ridge”を使用するRyzen 5 2400GはAMD Family 23 Model 17 Stepping 0と表示される)。



コメント
この記事へのコメント
159364 
性能向上も魅力的だけど、個人的に一番期待してるのは細かいバグ取りや安定性向上のほうだったりする
2018/02/20(Tue) 19:28 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159365 
ものすごーくポジティブにとらえるなら
スタンダードセルサイズを縮小した12LPでは
上がった回路密度をL3キャッシュ増加につぎ込んだ、とか。

自分で書いといてなんだけど眉唾だなあ
2018/02/20(Tue) 21:48 | URL | LGA774 #KfkS430g[ 編集]
159370 
キャッシュ増量やレイテンシの短縮は十分あり得る話だと思う
というか他にいじるとこないくらいZENアーキは設計思想が美しい
単純なIPCじゃ未だインテルが少し上だけど回路規模とのバランスが奇跡的だと思う
2018/02/21(Wed) 01:17 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159373 
Precision Boost 2で高いクロックを保てるようになったからとかですかね
2018/02/21(Wed) 06:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159376 
zen出始めで同じようにL3を2倍認識する不具合なかったっけ?
2018/02/21(Wed) 09:27 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159382 
Sandy 2600代替えになるか?
2018/02/21(Wed) 21:23 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159383 
Precision Boost2のおかげかなと思ったけどXなしの2600だしなあ
仮にXFRブーストが200MHzと考えてもまだ足りないし。
そもそもマルチのスコアが3割も上がる理由には足りない。
これが本当なら今使ってる1600から買い替えてもいい位だ。
でもキャッシュ倍増はバグでしょうね~化け物すぎる。
2018/02/22(Thu) 06:50 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159388 
AMD公式が10%程度の性能向上になる、と言っていることからIPCが大きく上がるのであればクロックは大きく低下するはずだ
2018/02/22(Thu) 22:24 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159389 
とりあえず、今のからゲーミング性能がかなり上がってればIntelの買い要素消えるな…
2018/02/23(Fri) 21:58 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159392 
http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20170228119/SS/014.jpg

これとか見る限りL3キャッシュはCCXの1/3近くを占めてるのでこれが倍増はさすがにあり得ないですね・・・
2018/02/24(Sat) 10:19 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159395 
>159388
Zenも発表までは40%のIPC向上って言ってたし
2018/02/24(Sat) 18:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159400 
15%のIPC向上ってブルドーザーアーキテクチャーの際目指していた指標だね。ryzenでそれができたら、向かうところ敵なし?まずは、i7 8000番台を駆逐できそうだね。これでZen2で尻ぼみしなければ良いんだけど。
2018/02/27(Tue) 14:50 | URL | Socket942 #juA8Tl5A[ 編集]
159404 
Intelは駆逐出来ないよ
製造量的にIntelのシェアを1割削れればいい程度しか作れないからね
2018/02/28(Wed) 01:47 | URL | LGA774 #-[ 編集]
159416 
>159400
IPCじゃなくPerformance Per Wattだよ
アーキテクチャ後半は性能据え置きで95W→65Wみたいになって
一度組んでしまった後では正直あんまり有難いとは思えなかった
2018/03/02(Fri) 20:20 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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