北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD Reveals Threadripper 2 : Up to 32 Cores, 250W, X399 Refresh(AnandTech)
AMD reveals 32c/64t second-gen Ryzen Threadripper(bit-tech.net)
AMD Announces 2nd Generation Ryzen Threadripper with 32 Cores(techPowerUp!)
Second-generation Ryzen Threadripper will have 32 cores, 64 threads(The Tech Report)
AMD announced Threadripper 2nd Generation with up to 32 cores and 64 threads(OC3D)
【詳報】AMD、32コア/64スレッドの第2世代Ryzen Treadripperを第3四半期に投入(Impress PC Watch)

Computex 2018でAMDはハイエンドデスクトップ向けCPU製品であるRyzen Threadripperの第2世代について明らかにした。第2世代Ryzen Threadripperは12nmプロセスで製造される8-coreの“Pinnacle Ridge”のダイを4つ用い、最大32-coreとなる。そしてそれぞれのコアがSMDで2-threadを駆動するため、最大64-threadとなる。

またAMDは第2世代Ryzen Threadripperが既存のX399マザーと互換性を有すると説明し、Socketも現行製品と同様のSocketTR4が用いられる。
 
初代Ryzen Threadripperもダイ自体は4つ載せられており、そのうち2つのみを使用して16-core, 12-core, 8-coreの製品を作り出していたのは周知の通りであろう。第2世代Ryzen Threadripperは4つのダイを有効として32-coreや24-core(ひょっとすると16-coreも?)を実現する。ただし、メモリチャネル数は4、PCI-Express 3.0レーン数は64とI/O周りは第1世代Ryzen Threadripperと同等に据え置かれれる。I/OについてはEPYC(8chメモリコントローラ、PCI-Exoress 3.0レーン数128)と差別化されることになる。AnandTechの予想図を見ると32-coreのRyzen Threadripperは4ダイで全てのダイのコアが有効化されているが、I/Oについてはダイ2つ分を用い、残る2つのダイはコアとキャッシュ、ダイ間接続のinfinity fabricのみが有効化されて、メモリコントローラとPCI-Expressコントローラは無効化されている(I/Oを増やしてしまうと現行マザーとの互換性確保が困難になり、またPCI-Express 3.0 128レーンや8chメモリはHEDT向けといえども過剰という判断だろう)。

AnandTechによると32-core/64-threadと24-core/48-threadの第2世代Ryzen ThreadripperはサンプルCPUがあるようで、周波数はどちらも3.00GHz/Boost 3.40GHzとなる(L3 cacher容量は32-core版は64MBとなる可能性が高いが、24-core版は64MBとなるか48MBとなるかは不明)。またマザーボードベンダー筋の情報として第2世代Ryzen ThreadripperのTDPは250Wとなる。

◇第2世代Ryzen Threadripper概要
  ・最大32-core/64-thread
  ・最大4ダイ構成(8-core×4)。12nmの“Pinnacle Ridge”(Zen+)がベース
  ・“Zen+”で搭載されたPrecision Boost IIとXFR 2.0も搭載される
  ・メモリコントローラは4ch DDR4で据え置き。ただしDDR4-3200まで対応
  ・PCI-Express 3.0レーン数は64。これも第1世代を踏襲。
  ・対応チップセットはX399、SocketはSocketTR4。従来マザーと互換性あり
  ・24-coreおよび32-coreモデルのTDPは最大250W
  ・24-coreと32-coreのサンプルCPUの周波数は3.00GHz/Boost 3.40GHz
  ・登場は第3四半期予定

第2世代Ryzen Threadripperは2ダイ構成にしてより洗練し、効率のよいものにするかと勝手に予想していたら、まさか4つのダイのコアを有効化して32-coreをぶつけてくるとは。

4つのうち、2ダイのI/Oコントローラが有効化されていれば、第2世代Ryzen Threadripperを構成することは出来そうなので、4ダイ構成(8-core×4の32-coreや6-core×4の24-core)に加え、下位モデルでは従来の2ダイ構成も存在しそうである(16-coreや12-core。特に12-coreはCCXの構造上6-core×2とするのが最も合理的)。3ダイ構成(8-core×3の24-coreや6-core×3の18-core)が出るかどうかは不明。L3=48MBのものが出たのなら、それは3ダイ構成である可能性がありそうだが。



コメント
この記事へのコメント
160176 
TDP 250W(笑
AMD伝統の爆熱路線が復活か
欲しく無くなったので良かった
2018/06/06(Wed) 21:17 | URL | LGA774 #SFo5/nok[ 編集]
160177 
何ということだ…、何ということだ…!
2018/06/06(Wed) 21:20 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160178 
30万円くらいしそうだよね
それでもintelからすると価格破壊だろう
2018/06/06(Wed) 22:10 | URL |   #-[ 編集]
160179 
TDP 300W? 2019年まで延期? 情報が錯綜するIntelの次期ハイエンドCPU
pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1125943.html

メイニーコアの消費電力はもうどうしようもないなぁ・・・。
2018/06/06(Wed) 23:16 | URL | i7 市民 #-[ 編集]
160180 
折角虎の子のXeon PlatinumをHEDTに降ろしたのに
あっさりカウンターパンチを貰うIntel
2018/06/06(Wed) 23:38 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160181 
コアあたりの消費電力は1700くらいか
悪くはないけど試作品にしてもワットパフォーマンスにもう一声ほしい

しかし28Cのintelもコイツと張り合うためには200Wは確実に超えてきそうだし
次世代ハイエンドはアメリカンな殴り合いで楽しいことになってるねw
2018/06/06(Wed) 23:40 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160182 
うーんダイが2倍で$1999?
2018/06/06(Wed) 23:41 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160187 
コア2倍にして計算能力2倍にしたいならそりゃ電力も2倍ですわな

入出力周りは初代でもうATXに載せられる限界みたいなものだったし、これ以上拡大するとPCIeスロットあたりを犠牲にしないと無理そう
パッケージから出るところの結線が無理
2018/06/07(Thu) 08:25 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160190 
1950Xを発売日に買った私には一向に構わん!
はやく売るんだ!
あとマザーのBIOSアップデートはよ
2018/06/07(Thu) 11:01 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160191 
Threadripperがこのレベルに上がってくるならEPYCどうなってしまうん・・・
2018/06/07(Thu) 12:38 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160193 
初代も併売するとのこと。
第二世代は24コア以上に限定されることになりそうだ
2018/06/07(Thu) 17:34 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160197 
PCI-ExpressGen3のレーン数をもう4つ位増やしてくれよ(つ0^!
2018/06/08(Fri) 08:36 | URL | (^0^) #-[ 編集]
160199 
28CのXeon Platinumって120万円もするのね
凄いことになったな
2018/06/08(Fri) 22:14 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160214 
ATXという規格の限界にも思える
2018/06/09(Sat) 12:33 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160248 
※160176 Intelの28Cが300Wオーバーと聞いてNDK?
2018/06/12(Tue) 09:47 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160282 
て、ことはZen2のEpycが64Coreになったら、Zen2のThreadripperも64Coreになるのかしら?
2018/06/14(Thu) 18:28 | URL | Socket942 #-[ 編集]
160338 
WCCFTechに第2世代スリッパのベンチスコアの記事がありました。

32C64TのThreadripper 2990Xはベース3.4GhZ Boost4Ghzのようですね。

コルセアのH150i Pro AIO水冷クーラーの使用でのオーバークロックでは、オールコアで1.38Vで4.12Ghzを維持したそうです。

CineBenchスコアでは6399ポイントが出たようですね。

一応記事元のURLをば
https://wccftech.com/amd-ryzen-threadripper-2990x-32-core-64-thread-cpu-specs-performance-overclock-leak/
2018/06/20(Wed) 22:21 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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