北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD Demos 7nm Vega GPU: Betting Big on Machine Learning for Radeon Instinct; Shipping This Year(AnandTech)
AMD Demonstrates 7nm Radeon Vega Instinct HPC Accelerator(techPowerUp!)
AMD demonstrates 7-nm Radeon Instinct card with 32 GB HBM2(The Tech Report)

AMDは7nmプロセスで製造されたGPUのデモを世界で始めて行った。この7nm GPUはHPC/AI acceleratorとなるRadeon Vega Instinctで、7nmプロセスの“Vega”をベースとしている。そして7nm版“Vega”のダイと合計32GBのHBM 2をMCMで実装している。HBM 2は4スタックが搭載され、インターフェースは4096-bitとなる。さらに、removable infinity Fabric interfaceに対応した最初の製品ともなるが、一般的なPCI-Express 3.0 x16に対応した製品も予定されている。
 
Lisa Su氏が実際に7nm版“Vega”のパッケージを掲げて見せた写真が掲載されているが、Radeon RX Vega 64/Vega 56とは明らかに異なる点として、HBM 2がGPUコアの両サイドに2 stackずつ、合計4 stackが搭載されていることがまず挙げられる。Radeon RX Vega 64/Vega 56は2 stackにとどまったため、7nm版“Vega”はより広い帯域とより大きな容量を得ることになる。そしてスライドにも“World First Puclic 7nm GPU Demonstration”の文字とともに32GB HBM 2の表記が確認できる。

7nm版“Vega”のパッケージで最も目立つのは4 stackのHBM2メモリが搭載されていることだが、その中央部のGPUコアにも若干ながら変化が見られる。14nmの“Vega 10”はほぼ正方形に近い形であったが、今回の7nm版“Vega”は縦横比がおおざっぱに3:2程度の長方形となっている。AnandTechの予測値は24mm×14mmの336mm2となっている。“Vega 10”は486mm2なので予測値通りなら7割程度のサイズに抑えられていることになる。

GPUのロードマップも示されたが以前とそれほど大きな変化はない。
“Vega 14nm”→“Vega 7nm”→“Navi 7nm”→“Next-gen 7nm+”と移行する。

7nm版“Vega”を使用したRadeon Instinctは2018年下半期の予定。



AMD confirms 7nm GPUs are coming to gamers(VideoCardz)
AMD announce 7nm Vega GPU - "Definitely" making 7nm Gaming GPU(OC3D)
[COMPUTEX]AMD,7nm世代へ微細化した第2世代「Radeon RX Vega」を2018年後半にゲームPC向けに提供(4Gamer.net)

ComputexのPress Conferenceが終了する間際に、AMDのLisa Su氏は同社が7nmプロセスのゲーマー向けGraphics製品を開発していることを明らかにした。その詳細については明かされず、7nm版“Vega”のRadeon Instinctをコンシューマ向けのRadeon RX Vegaとしたものになるかどうかも不明である。

4Gamer.netは「7nmプロセスの“Vega”をゲーマー向けに今年後半に提供する」と書いているが、海外のWebサイトをいくつか回った限りではここまでの断定的な書き方はされていない。何かしらの形でどこかの時期に7nmのコンシューマ向けGPUは出るだろうが、4Gamer.netの記載の通り“Vega 7nm”が今年後半にRadeon RX Vegaとして出てくるのか、あるいは今までの噂通り2019年の“Navi”まで待つのか、後者の場合は2018年に何かしらの新GPUの投入はあるのか、もう少し詳しい情報を待ちたいところである。


コメント
この記事へのコメント
160196 
removable infinity Fabric interface
…何ですかねこれは
とうとうAMDシステム専用の特殊なバスが登場するのか
2018/06/07(Thu) 21:36 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160230 
removable IF interface は元記事見る感じだと計算機用のnvidiaのNVlinkみたいな専用のインターフェースの一種で、接続するものががIF系のものみたい。
pcieの帯域にとらわれない専用のインターフェースでcpuとgpu を繋いで、メモリ周りとかもより高度に共有するものだと予想
2018/06/10(Sun) 12:25 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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