北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD Zen 2 processors rumoured to offer a 10-15% IPC boost and up to 16 cores on AM4 (OC3D)
AMD Next-Gen 7nm Zen 2 CPUs Rumored To Feature 10-15% IPC Increase, Up To 16 Cores on AM4, 32 Cores on TR4 and 64 Cores on SP3(WCCF Tech)

“Zen 2”は2017年に登場した初代“Zen”以来の最初のアーキテクチャの大規模改良の世代となる。まず製造プロセスが最先端の7nmプロセスとなる。そして性能とPerformance-per-wattの改善がなされる。

最近で回っている話では、“Zen”では10~15%のIPC向上がなされるとともに、現行世代と比較してより多くのコアがAM4, TR, SP3それぞれのプラットフォームにもたらされる。
 
また7nmプロセス移行により、より高い周波数を実現することも出来、Ryzen 3000 seriesとなるであろう“Zen 2”はSingle-thread性能も向上することになる。

そして最も驚くべき話は、“Zen 2”世代ではAM4プラットフォームに最大16-coreがもたらされることだ。“Zen”世代では4-coreが1つのCCXを形成していたのに対し、“Zen 2”世代では8-coreがで1つのCCXを形成するのだという。

“Zen 2”世代でCCXの構成が変わるという話は前々から出ている噂で、初期の頃は6-core / CCX、最近では8-core / CCXという噂が流れている。第1世代“Zen”製品のすべての基本となるダイ―“Zeppelin”は4-coreのCCXが2基搭載された8-coreのダイである。EPYCなら8-core×4ダイで32-core、Ryzen Threadripperや“Snowy Owl”なら8-core×2ダイで16-coreを実現する。

“Zen 2”世代でも“Zen”の構成が踏襲され、基本となるダイが2基のCCXを封入するものであれば16-coreのダイが基本のダイとなる。特にEPYCについては“Zen 2”世代で16-core×4ダイの64-coreになるという予想が根強い。

このように“Zen 2”のダイの構成・コア数は熱く語られる話題ではあるものの、今のところ憶測の域を出るものはない。

一方、今回新たに言及されたのは“Zen 2”のIPCの話で、10~15%の向上という話が出てきている。この数字自体は比較的穏当な印象であるが、これもまだ噂段階のものだろうか。

“Zen 2”でCCXが8-coreになると話の流れで、“Zen 2”世代のAPUが8-core CPU+GPUになるのではという予想も立っているが、“Summit Ridge”と“Raven Ridge”を見るとわかるようにCPUとAPUでCCXの構成が若干変更されており(“Summit Ridge”は4-core+L3=8MB、“Raven Ridge”は4-core+L3=4MB)、“Zen 2”世代でもCPUとAPUでコア数を含め、CCXの構成が異なる可能性はありそうである。


コメント
この記事へのコメント
160499 
電力の話は出てないんですかね?
DTはTDP100W越え、TRは200W超えが常態化するということでしょうか
2018/07/20(Fri) 22:03 | URL | LGA774 #SFo5/nok[ 編集]
160500 
インテルに比べると夢のある話で良いですね…
2018/07/20(Fri) 22:04 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160501 
tick tack & コア数倍増。
このご時世じゃ1つだけでも勝負できるのに、控えめに言って神だね
2018/07/20(Fri) 23:48 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160502 
8-Core/CCXとなると、Ryzen 5とかには1CCXで2killしたものを使うのかな。
もしくは、4-Core/CCXと2種類作るのか、あるいはラインナップの一部ではZen+が続投するのか。
妄想が捗りますねえ
2018/07/20(Fri) 23:53 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160503 
いくらなんでもって気がするね。
メモリの帯域も足りないし。
2018/07/21(Sat) 01:16 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160504 
流石に盛り過ぎだろう
幾らAMDが好調とはいえIPCが現行からそこまで上がる要素はないな
ピーク性能は理論上まだ上げられるが回路規模と釣り合わんからやらんだろう
ワッパ向上とコア数増加は期待できるから良い石になるとは思うけども

…本当にIPCが15パーセント近く上がったらインテルの強みは完全にゼロになるなあ
それはそれで面白そうではあるが
2018/07/21(Sat) 01:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160506 
さすがに16コアはDDR5にしないとメモリ帯域が足りないのでは
スリッパやi9の18コアはメモリ帯域そこそこ必要なベンチで動作スレッド増やすと帯域が足りずに性能が飽和してしまってるし
2018/07/21(Sat) 04:13 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160507 
Zen2でIPCが15%延びたとしても、まだiotelに追いつけない。どんだけ、引き離されてたんだろう。でも、その割にFXの使い勝手良かったよ(^o^)/~~~
2018/07/21(Sat) 08:45 | URL | Socket942 #-[ 編集]
160510 
選択肢がある市場は健全になれる。
AMDがんばって。intelのdGPUにも期待してる。
2018/07/21(Sat) 11:19 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160511 
コア数を増やすならばメモリ帯域も増強して欲しい所。いっそTRはソケットをEPYCと一緒にしてメモリチャネル8チャネルにしてはどうか。或いはHBMを一緒に封入するとか。
2018/07/21(Sat) 12:07 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160512 
Simultaneous Multithreadingやめて物理でコア稼ごう
(どうせ16コアあったらフル回転でメモリ詰まるしSMTで稼ぐ必要がない)
2018/07/21(Sat) 13:38 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160513 
やばい、俺のi5(Haswell)が化石に見えてきた
2018/07/21(Sat) 16:13 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160514 
マルチスレッドはZen2でintelを引き離せるのは確実。シングルスレッドも追いつく。16コアも要らないのたろうけど、出し惜しみして、12コアでお茶を濁さないで欲しいと思うのは、私だけ?
2018/07/21(Sat) 18:54 | URL | Socket942 #-[ 編集]
160516 
コア間での相互通信の実用限界は4coreのはず
2018/07/22(Sun) 17:33 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160517 
めっちゃ夢のある話だね
Ryzen出るまでの停滞が嘘のように怒涛の進歩
2018/07/23(Mon) 01:43 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160518 
IPCやコア数だけじゃなくて、i/o性能のアップもして欲しい。

SSDのランダム4K性能が、ZENでも Core i に負けたままなので。
2018/07/23(Mon) 06:40 | URL | LGA774 #L6m4KOWY[ 編集]
160524 
夢はあるけど、他のコアへのスケーラビリティを考えたら当分4コア・ベースだと予想する。
歩留まりがよくても8コアベースのダイのうち4コア停止とかもったいなさすぎるし。パフォーマンスのスケールアップはフロントエンドで変えるんじゃないかね。Intelみたいにリングキャッシュならそれでもいいかもしれないけど、CCXである以上8Cx2というのは熱の分散を考えても非合理的に思うのだが。
2018/07/23(Mon) 21:25 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160525 
>選択肢がある市場は健全になれる。
Intelが完全に周回遅れで選択肢から外れるんですがそれは…
2018/07/24(Tue) 00:04 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160528 
7nmは面積あたりのコストが14nmに比べて跳ね上がるから、ダイサイズを小さくしてコア数も抑えたのを出すということで、16コアじゃなく12コアになると思う

正直、一般PCに8コア以上は無意味だし、16コアとかいらない
2018/07/24(Tue) 00:32 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160532 
16コアいらないなら下位モデルやIntel行けば良いだけの話なんだが・・・
2018/07/24(Tue) 10:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160533 
16コアか……何に使えばいいんだろうか?
2018/07/24(Tue) 11:06 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160534 
I/O性能はInfinity Fabricのせいで足枷かかってるからね
レイテンシが良くないので、ランダ厶4Kの数値ほどには実ファイルシステムでは性能出ないよ
(ディレクトリ情報読んだあと、それを解釈してファイル情報を読みに行くからなん往復かするので、レイテンシが効いてくる)
2018/07/24(Tue) 12:20 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160535 
パターンとしては8コア分作っておき、歩留まり悪くても最悪4つまで殺せるという構成になる可能性も無きにしもあらず
第一世代では動作ギリギリのを出荷してしまった結果、不正動作する個体が混じってしまったからな
2018/07/24(Tue) 12:24 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160548 
1CCXが4coreでそれが4つならアーキテクチャ的にバランスが取れる。
1CCX 8coreや6coreすらもキツイ。7つのコアと直通で通信するのは無理
2018/07/25(Wed) 05:39 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160552 
CCXが8コアだとしたら7*7で49本 6コアだとしたら5*5=25本のコア間通信が必要になる。そして同時に流れ込んでくるそれらの情報を総合してキャッシュコヒーレンシを維持するコントローラも必要になる。それは無理。

4コアのCCX2つを1ダイとし、それを4つでEPYCにしているのがむしろ不自然で、4コアのCCX4つを1ダイにし、それを4つにするのが本来自然なはず。インフィニティファブリックは3つから流れ込んでくる情報を総合する仕組みなはずだから。
2018/07/25(Wed) 15:39 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160569 
まず2次キャッシュを2コアで統合しちゃえばCCX内で必要なクロスバーの本数を変えずにコアを増やせるんじゃね?
2018/07/26(Thu) 22:09 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160576 
> 160569
2次キャッシュの要求レイテンシで統合なんて出来ない
キャッシュを統合するということはアクセス制御の回路などが必要で、そんなものが挟まっていてはキャッシュレイテンシが悪化してIPCが劇的に悪化する
2018/07/27(Fri) 09:05 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160586 
7nmはコストが結構上がるから、150mm2位の12コア(4CCXx3)をRyzenの後継に持ってくるだろうな
2018/07/27(Fri) 21:17 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160592 
というか2次キャッシュは命令用1次キャッシュとデータ用1次キャッシュから参照されるようになってるし、既に合流点になっていてこれ以上複雑にはしづらいんじゃないだろうか
2018/07/28(Sat) 12:38 | URL | LGA774 #-[ 編集]
160599 
それにしても、このサイト見てる日方々はすごい情報持ってらっしゃるな…
2018/07/30(Mon) 00:05 | URL | LGA774 #-[ 編集]
161610 
そのうちマジでRyzen3 がメインストリームになるんじゃないかと思ってる。
2018/10/26(Fri) 07:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
161810 
Zen+のRyzen 7 2700Xのターボクロックは4.35GHz
zen2のターボクロックは4.5GHz、更にIPC13%増し
コア数が同じでもzen2 4.5GHzはzen+ 5.1GHz相当になるな
更にコア数が二倍とAVXが256bit化

zen(14nm) → zen+(12nm)でIPC3%向上だから、
12nm→7nmでIPC10%としてもまだ控えめな気がする
ダイサイズはzen+→zen2で213mm2から64mm2になっているから良品率はかなり高そう
2018/11/10(Sat) 01:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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