北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
◇64-core "Rome"
Details for Result ID AMD Eng Sample: ZS1406E2VJUG5_22/14_N (64C 128T 1.4GHz, 800MHz IMC, 64x 512kB L2, 16x 16MB L3)(SiSoftware Official Live Ranker)

AMD Eng Sample: ZS1406E2VJUG5_22/14_N (64C 128T 1.4GHz, 800MHz IMC, 64x 512kB L2, 16x 16MB L3)

“ZS1406E2VJUG5_22/14_N”という形式のEngineering Sampleは今までの“Zen”系列のCPUでも見られたもので、慣れてくるとある程度のスペックを類推することが出来る。わかりやすいのは“22/14”の部分で、このチップの周波数が1.40GHz/Boost 2.20GHzであることを示唆する。

またSandraのページを見ると1 CPUで128-threadを駆動していることがわかり、64-core/128-threadであることも推定できる。
 
64-core Rome (2019年2月16日)



◇AMD GPU Deice 7310;00
3D Graphics Performance of AMD 7310:00 (GFXBench)

AMD 7310:00 なるチップのGFX Benchの結果が掲載されている。

Navi (2019年2月16日)

これだけだとなんのこっちゃという話になるが、詳しい方によるとこのチップは“Navi”のものであるという。

ここで現行世代のGPUである“Vega”のDevice IDを振り返ると、Vega 20は“66AF:C1”、“Vega 10”は“687F:C1, 687F:C2, 687F:C3”であった。いずれも最初の数字は“6”で始まっている。それに対し今回のチップは“7”で始まっており、“Vega”世代ではない新しいチップであることを予想させる(Linux向けのドライバにこの手のDevice IDがしばしば記載されており、それを覗くことで未発表GPUの情報をある程度推定できるらしい・・・)。



◇NVIDIA TU107とTU116、Intel Core i9 9900KFC
Download AIDA64 Extreme (beta) Version: 5.99.4952 beta (Feb 14, 2019)(AIDA64)

AIDA 64のBeta版にもしばしば未発表チップの名が出てくる。

2月14日付けでリリースされたVersion 5.99.4952 betaにもいくつか未発表チップの名が見られる。

Core i9 9900KFC (2019年2月16日)

まずNVIDIA GPUであるが“TU116GL”, “TU116M”, “TU107”の3種類が記載されている。前二者はGeForce GTX 1660 Tiに使用される“TU116”の派生版であろう。興味深いのは“TU107”で、ナンバーから推察すると“TU106”のさらに下位のモデルとチップとなるが、Ray Tracing周りが無効化されている“TU116”に倣って十の位が“1”となって“TU117”のではなく、Ray Tracingが有効である“TU106”同様の十の位“0”であるのが興味深い。ただ、これだけでは“TU107”が本当にRay Tracing周りを有効としたものかどうかはわからないので、続報を待ちたいところである(別に“TU117”というものの噂もあったりするからまたややこしい)。

2つめはCore i9 9900KFCである。

“K”は倍率ロック解除仕様、“F”はiGPU無効かを示すSuffixで、Core i9 9900KFなるものも明らかにされているが、今回のものはさらに“C”というSuffixがついている。“C”は過去に“Broadwell-C”で用いられ、Core i7 5775CやCore i5 5675Cが存在した。そしてこの“C”はLGA対応でかつiGPU強化版(“Broadwell-C”の場合は48 EU GT3e+eDRAM 64MB搭載のIris Pro 6200が統合された)であった。

だが困ったことに“F”がiGPU無効化、“C”がiGPU強化版とすると矛盾するSuffixがつけられていることになってしまう。おそらくは“Broadwell-C”一世代のみで終わってしまった“C”と今回の“C”の意味が異なっているものと推測されるが、では新たな“C”の意味は何なのかといわれると難しい。

ただ、少し前にリークした“Cascade Lake-SP”のラインナップにも“C”を名乗るものがあり、異なる周波数・コア数を設定できるものだったと記憶している。Core i9 9900KFCは倍率ロック解除仕様・iGPU無効・周波数/コア数可変という意味かもしれない決してフライドチキンではない


コメント
この記事へのコメント
163050 
Kepler Fluid Coolingつまり液冷の略だったんだよ!(それはTSUBAME)
2019/02/16(Sat) 01:50 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163051 
これの発売日にケンタッキーフライドチキンの無料券が付いてくるとかショップがやりそう

スリッパの発売日にスリッパが貰えたように
2019/02/16(Sat) 02:28 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163055 
unloc"K"?
"C"onfigurable?
Fも大概謎だけどなぁ。

それよかそろそろRomeのESじゃなく実物のベンチ見たい。
2019/02/16(Sat) 08:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163056 
フライドチキン……焼き鳥……うっ頭が
2019/02/16(Sat) 08:46 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163057 
つまりnaviは既に動作していると
末尾の2桁は石の版数に見えるから、最初期のサンプルか
6月に間に合うかはその出来次第かね

64コアとはいえクロックがアレに見えるが、量産品はもっと上がるんだろうか
どのみちこのクラスの製品は俺には買えないだろうけど…
2019/02/16(Sat) 11:56 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163058 
KFC、以前末尾英字の組み合わせが可能ならKFCも存在しうるのではという話があったが、マジか…
2019/02/16(Sat) 12:02 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163059 
KFCは唐揚げができるほど熱いのだろうな
2019/02/16(Sat) 12:56 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163060 
Gonzarloはゲーム機向けっぽいから取り上げなかったのかな
2019/02/16(Sat) 13:43 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163063 
iGPU強化版(無効化)が載ってるんだろう
2019/02/16(Sat) 17:16 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163067 
フライドチキンを作ることができる熱が出るってことでいいのかい?
2019/02/17(Sun) 00:08 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163069 
>163057
1コア4Wでも250W超えちゃう。Atomでも2GHz行くと5W食うからあまり期待しない方が。
2019/02/17(Sun) 01:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163078 
>163069
製造コストがダイの面積に比例する以上
「コア減らして動作周波数上げてもTDP同じ」
というラインは超えてくるはず

そのためにはTDPを増やすにしても動作周波数は2GHzくらいに設定するんじゃないかと予想
これまでのプロセスでも大抵2GHz超えると電力効率が落ち始めるからね
2019/02/17(Sun) 23:26 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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