北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD Navi GPUs Could See Big Performance Boost With Variable Rate Shading Tech(HotHardware)

AMDが“Navi”にVriable Rate Shadingと呼ばれる技術を導入する可能性があることが、最近明らかにされたPatent applicationにより示唆されている。当該となるPatent applicationそのものには“Navi”を特定する記述はないが、そのパテントがまとめられ、そして発行されたその日付から可能性は確実にあると思われる。
 
Patentがまとめられたのは2017年8月である、そして発行されたのは2019年2月28日である。AMDは“Navi”を2017年より開発を始めている。そして同時期に7nm FinFET製造プロセスがテープアウトしている。

Variable Rate Shadingは知覚しうる描画の忠実性に影響を与えることなく、GPUやその他のリソースの負荷を減らし、追加の性能を得るものである。

Variable Rate Shadingという技術自体は“Navi”特有のものではなく、NVIDIAの“Turing”にも実装されているものであるようだ。

そしてVariable Rate Shadingは“最も知覚しうる領域の描画”に影響を与えることなく、GPUやその他のリソースの負荷を減らし性能を得るとあることから、描画の最適化に関する技術となるようだ。

VR head setは最も恩恵を受ける場面であると説明されている。VR head setにおいては人の視線は中心部に最も焦点が当てられる。NVIDIAの説明ではVariable Rate Shadingは画面の異なる領域ごとに、それぞれ異なったProcessing powerを割り振ることができるようにするものだとある。VR head setを例にとるならば中心部が最も精細な描画を求められ、逆に視野の外れはそれほど重視されない。ゆえに中心部によりProcessing powerを割り振ることで、描画の最適化を行う。

HotHardwareでも指摘されているとおり、Patentには直接的に“Navi”だという記載はなかったようであるものの、状況からこの技術が“Navi”に導入される可能性高いとみられる。


コメント
この記事へのコメント
163220 
悪いけれど、この記事とソースでもよく理解できなかったから、「可変レートシェーディング」で検索したら殆どがTuringに関係する記事だったけど納得できる説明が複数見つかった。
2019/03/03(Sun) 07:02 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163222 
4Kになってくると、描画の手を抜いても細かすぎてよくわからないという現象が起きてくるんだよな。

そもそもネイティブ4Kとネイティブ1440pのモニタを横に並べてゲーマーに見比べてもらうと、「4Kのほうが解像度が高いけど綺麗さはあまり変わらない」といった感想になっている。ゲームをプレイすると「1080pでも1440pでも4Kでも変わらない」という感想が多い。youtu.be/ehvz3iN8pp4?t=207

だから1440pをAIで4Kにアップスケールするといった努力はそもそも必要なくて、ネイティブ1440pを1440pモニタに映したほうが良い。1440pイメージを4Kモニタにアップスケールするとネイティブ1440pモニタより見た目が悪くなってしまう。AIを使ってもいまのところちょっとマシになる程度だ。

これも同じように、周辺部の解像度を下げるんじゃなく、最初から1440pで描画したらいいと思う。しかし世の中は4K4Kといって不必要に高い解像度を強いているので、「どうせわからないだろうから手を抜いてしまえ」とチェッカーボードレンダリングとか可変レートシェーディングとかやって、結果ノイズを発生させたりボケさせたりしている。全体的にバカバカしく感じる。
2019/03/03(Sun) 09:53 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163223 
生成フレームがレート可変で、それを表示するディスプレイもFreeSyncなりでレート可変になるなら、従来のベンチマークでfpsの比較をする意味はもう無いな。
カクつく気がするとか、滑らかな気がするとか、官能評価の時代が到来か。
2019/03/03(Sun) 12:59 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163224 
既にWolfenstein II に導入されていて50%も伸びるらしいが
これが本当ならば今後は旧世代のポジションよりTuringとNaviでは
1.5倍は上の域となる展開が期待され大幅に底上げされることに
飛躍が期待されますな
ってことは次世代PSとレイトレ対応しそうなXBOXもか
2019/03/03(Sun) 15:39 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163230 
描画負荷に応じてフレームレートを下げるRADEON Chillが既にあるけど、それとは別に用意するのか
2019/03/04(Mon) 00:52 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163232 
NVIDIAに真似されないうちに特許取ってるのかな?
AMDはデュアルコアの発明者なのに特許をわざと取らなかったり、業界の発展のためにがんばってるけど少しは欲張ってもいい
2019/03/04(Mon) 11:18 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163235 
テッセレーションも結局使われないし
これも普及しないんだろうな
2019/03/04(Mon) 22:00 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163236 
>163230
人間に目にバレにくいところで手を抜くってこと
例えば非可逆圧縮な音声や動画フォーマットと同じ発想

言うは易いが、チューニングにはえらく手間がかかりそうではある
2019/03/04(Mon) 23:40 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163238 
AMDがデュアルコアの発明者??
2019/03/05(Tue) 00:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163241 
>163232
たしかに、独自技術で囲い込むことが多いNVより
オープン○○で業界や技術を盛り上げようとするAMDの方が好感持てる

他者を巻き込まないと単独でやってくのは厳しい(orやりたくない)という見方もできるが
2019/03/05(Tue) 13:41 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163242 
商用のデュアルコアCPUは1999年にIBMがPOWER4をリリースしたのが最初だけどいつAMDが発明したの?
2019/03/05(Tue) 15:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163247 
知覚外のピクセル当りの精度を落としたりもするのかな?そうなるとHDRとかにも影響は出そうだけど。
あとスクショ用のカットや配信動画でも何処に注視してるか判って苦労したりとか。
2019/03/06(Wed) 04:43 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163251 
ウルフェンシュタインの可変レートシェーディングの実装はこれを見ると分かると思うけど youtu.be/edYiCE0b8-c?t=591

ほとんどFPSを上げてないっていう問題がまずある。これはシェーダーがボトルネックじゃないというウルフェンシュタイン特有の問題かもしれない。
ただこの「違いの見えにくい部分の解像度を下げる」のがそもそもイケてないのは、ワーストケースのFPSが変わらない、つまり見えにくいものが多いシーンだけだけやけにFPSが上がるが、重いところは重いままになってしまう。だからほとんど意味がないので、これは実用的にはVR用の技術だろうと思う。

でもNaviでこれが出来るということは、おそらくスマホのGPUやマクスウェル以降で使われているタイルレンダリングをAMDも採用できるめどが立った、ということで、マクスウェル以来技術的に一番大きかったギャップが埋まることを意味しているはず。二倍近いワットパフォーマンス差がこれでだいたい埋まるだろう。www.techpowerup.com/231129/on-nvidias-tile-based-rendering

ただAdoredTVが「最近Naviはナイトメアだと言われている」とリークしてるのが、7nmのハード面の話なのか、タイルレンダリングのソフト面がうまくいってないのか、両方なのかただの根拠のない噂話なのかは気になる。
2019/03/06(Wed) 11:44 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163261 
>163247
これ不思議なんだけど、いっぺん演算してみないと人間にとって描写の価値があるかどうか判らんよね。
演算を端折りたいのに、端折れるかどうかは演算してみないと判断できないというw
2019/03/06(Wed) 22:21 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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