北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
[Unpacking] The black technology that is difficult to distinguish between true and false has entered the folk! NVIDIA Quadro RTX4000/8000 graphics card debut!(Coolpc.com.tw)

Quadro RTX 8000とRTX 4000を分解したレビューが掲載されている。

まずカードの外観であるがQuadro RTX 8000は2スロットで26.67cm長、Quadro RTX 4000は1スロットで24.13cm長となる。いずれもファンを1基搭載する。

PCI-Express電源コネクタはRTX 8000が8-pin+6-pin、RTX 4000が8-pin×1、いずれもカードの上辺ではなく後方に配置されている。

ディスプレイ出力はRTX 8000がDisplayPort 1.4×4+VirtualLink、RTX 4000がDisplayPort 1.4×3+VirtualLinkである。

ここまでは発表時のプレスリリースや、メーカーのWebサイトでも確認できる事柄である。

“Turing”世代のQuadroのスペックを簡易的ながら示したのが以下である。
 
Quadro
RTX 8000RTX 6000RTX 5000RTX 4000
コアTU102TU104TU104?
CUDA Core460830722304
Tensor Core576384288
RT Core724836
Ray Tracing10GRay/s8GRay/s6GRay/s
搭載メモリGDDR6 48GBGDDR6 24GBGDDR6 16GBGDDR6 8GB
メモリ
インターフェース
384-bit256-bit256-bit
演算
性能
FP3216.3TFlops11.2TFlops7.1TFlops


そしてカードの分解が行われている。

まずQuadro RTX 8000であるが、非常に大きなGPUコアと前面・後面合計24チップのGDDR6メモリ(Samsung, K4ZAF325BM-HC14. 2GB)、そして12+3 phase電源回路が目を引く。GPUコアには“TU102-875-A1”の刻印がある。“TU102”は“Turing”系列最大のコアである。

続いてQuadro RTX 4000である。基板そのものは冷却機構よりもさらに短く、17cm程度に収まっているようだ。GPUコアやメモリ、電源回路もRTX 8000のそれよりも小規模で、GDDR6メモリ(Samsung, K4Z80325BC-HC14, 1GB)は前面にのみ8チップが配置され、合計8GBである。電源回路は6+2 phaseである。
GPUコアもQuadro RTX 8000の“TU102”より小型のコアが当然使われているのであるが、Quadro RTX 4000のスペックからおそらくは多くの人が思い浮かべるであろう“TU106”ではなく“TU104”が用いられている。刻印は“TU104-850-A1”である。

Quadro RTX 4000に使用されているGPUコアについては、詳しい方がGPUのIDから前々より“TU106”ではなく“TU104”を使用していると指摘していた。そして今回の分解レビューにより、Quadro RTX 4000に“TU104”が用いられていることが明らかにされた形となる(この分解された基板の給電が8-pin×1であるため、Quadro RTX 5000(8-pin+6-pin)を持ってきてでっち上げた可能性は低いと見ていいだろう)。

今回の分解レビューを“Turing”世代のGPUコアと製品の対応は以下となるだろうか。

  ・TU102:Quadro RTX 8000, RTX 6000, GeForce RTX 2080 Ti
  ・TU104:Quadro RTX 5000, RTX 4000, GeForce RTX 2080
  ・TU106:GeForce RTX 2070, RTX 2060
  ・TU116:GeForce GTX 1660 Ti

スペックだけ見るとGeForce RTX 2070のQuadro版がQuadro RTX 4000であるように見えるのだが、使用されているコアがGeForce RTX 2070と同じ“TU106”ではなく上位のコアである“TU104”というのはなかなか興味深い。またQuadro RTX 4000=“TU104”であるならば、現時点では“TU106”を使用したQuadroはラインナップされていないことになるが、後に“TU106”を使用したものがQuadro RTX 2000等として出るかどうかも注目される。
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コメント
この記事へのコメント
163299 
RTコアはQuadoroだけにしといた方が良かったのに…
2019/03/10(Sun) 03:59 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163309 
業務用ソフトで強力な性能を出すわけでもないし、Quadroだけにしたらポシャること目に見えてる。
まずはGeForceまで幅広く入れて、普及したらドライバ・ライセンスなどで締め付ける、というのがNVのやり方でしょう。
2019/03/12(Tue) 01:36 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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