北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
◇“Cascade Lake-SP”の発売日
[CPU] is now March 2019: Cascade Lake will be released in April 2019. . . . . .(Chiphell)

“Cascade Lake-SP”は4月にリリースされる。そしてLGA2066向けの“Cascade Lake-X”はComputex 2019の時期にリリースされる。

2019年のデスクトップCPUはメインストリームが10-core SKL(=“Comet Lake-S”?)対12-core "Zen 2"、ハイエンドデスクトップが18-core CLX/28-core SKX対32-core TR3となる。64-coreの“Zen 2”も出るかも?

“Cascade Lake-SP”については1月の時点でIntelが一部の顧客向けに出荷を開始したことを明らかにしており、厳密には未発表CPUではないのかもしれないが、3月上旬となった現在でもそのラインナップの正式な発表はなく、もちろんIntel ARKのデータベースにも掲載されていない。

この情報によると“Cascade Lake-SP”は4月に発表されるとあり、そのハイエンドデスクトップ向けとなるであろうLGA2066向けの“Cascade Lake-X”は最大18-coreでComputex 2019の時期に登場するとある。

“Cascade Lake-SP”のダイの構成は明らかになっていないが、18-coreという数字は“Skylake-SP/-X”の2番目のダイ―High Core Countのコア数と同じである。“Skylake-SP”のダイ構成を踏襲するならば、下から10-core, 18-core, 28-coreとなるだろう。
 


◇Ryzen 5 3600?
Ryzen 5 3600 processor lit up in the American retail(Overclockers.ru)

“Zen 2”をベースとする新Processorはまだリリースされていないが、一部のリテールショップは販売に向けて早くも全力投球しているようだ。
アメリカのリテールショップであるOutletPC.comはRyzen 5 3600を販売中としているが、当然のごとく在庫なしである。価格は$250となっている。3月11日23時00分現在ではこのページは削除されてしまったが、コア数は6~10-core見込み、周波数は3.60GHz~4.50GHz見込みとされていた。


OPNは“YD3600BBAGBOX”となっていたようである。

ここで現行製品のBOX版のOPNをいくつか並べてみる

  Ryzen 7 2700X:YD270XBGAFBOX
  Ryzen 7 2700:YD2700BBAFBOX
  Ryzen 7 1700:YD1700BBAEBOX
  Ryzen 5 2600X:YD260XBCAFBOX
  Ryzen 5 2600:YD2600BBAFBOX
  Ryzen 5 1600:YD1600BBAEBOX

7・8番目の文字がTDP105Wの場合は“BG”、TDP95Wの場合は“BC”、TDP65Wの場合は“BB”となっているようなので、Ryzen 5 3600はどうやらTDP65Wらしいということが推測される。9番目・10番目は1000番台が“AE”、2000番台が“AF”となっているようで、これを踏まえるとRyzen 5 3600の同じ部分の“AG”は3000番台を示していることになるだろうか。

結局のところ、OPNから推測できるのはRyzen 3000 seriesのTDP65W Processorであること位で、コア数や周波数の推測は難しそうである。



◇Ice Lake-U with Iris Plus Graphics 940
Details for Result ID Intel Ice Lake Client Platform Ice Lake Client System(SiSoftware Official Live Ranker)
Details for Result ID Intel(R) Iris(R) Plus Graphics 940 ReleaseInternal(SiSoftware Official Live Ranker)

“Ice Lake-U”がSiSoftwareのDatabaseに姿を見せている・・・とこれだけならば昨年末頃からちょくちょくあったことであるが、その“Ice Lake-U”のiGPUがIris Plus Graphics 940であることが明確に記された形で姿を見せている。

Iris Plus Graphics 940の名前自体はこれが初ではなく、2月の下旬にGFXBenchに姿を表しており、おそらくは“Ice Lake”世代のiGPUではないかと推測されてはいたものの、決定的な証拠は得られなかった。

今回はよりIris Plus Graphics 940が“Ice Lake”世代のiGPUであろうことを支持するものといえそうである。

“Ice Lake-U”のCPU部分は4-core/8-threadで1.00GHzとなっている。CPU名も“Genuine Intel CPU 0000 @ 1.00GHz”とされている。

一方、Iris Plus Graphics 940のスペックであるが、“48CU 384SP SM5.2 1GHz, 768kB L2, 128MB, PCIe 2.00”と記載がある。2月下旬のGFXBenchのそれのExecution unit数は64と推測されたが、今回のものは48の模様である。ただ、GFXBench登場時の数字は大分怪しいので、この辺りはあまりこだわらなくてもいいかもしれない。128MBというのは外付けのeDRAMの容量であろうか?

Iris Plus Graphics 940の性能―現行のUHD Graphics 620から大幅に向上(2019年2月23日)



◇AMD GPU 66AF:F1
Could this be Navi? New AMD 66AF:F1 GPU pops up on CompuBench, offers better graphics but lower compute performance than the Vega 64(Notebookcheck)
Rumored AMD Navi Radeon RX GPU “66AF:F1” Benchmarks Leak Out – Faster in Graphics Throughput, Slightly Behind in Compute Workloads(WCCF Tech)
AMD 66AF:F1, AMD 7310:00(GFXBench)
Compute Performance of AMD 66AF:F1 (GFXBench)

GFXBenchに“AMD 66AF:F1”なる新たなDevice IDのGPUが掲載され、“Navi”ではないかと推測されている。

さらにWCCF Techにはこんな記載もある。

このAMDの“Navi”は20基のCompute Unitを搭載するとされる。もし今までと同様に1 CU辺りのStreamProcessorが64基であればこの“Navi”は1280spということになるだろうか。ただおそらくは1280spではなく、1 CU辺りのStream Processorの数が変化している、ないしはGFXBenchのCompute Unitの数が間違っているのどちらかだろう。

AMD 66AF:F1の情報を見ると、OpenCL APIのGFX1010の記載がある。OpenCL関連のドライバ内では“Vega”世代はGFX9xx、“Navi”世代はGFX10xxと表記されているようなので、これがこの66AF:F1が“Navi”を支持する一要因となっているだろうか。さらに下に進めていくと“CL_DEVICE_MAX_COMPUTE_UNITS”が20とあり、Compute Unit数20はこれが元であろう。その上の項目である“CL_DEVICE_MAX_CLOCK_FREQUENCY”は555となっており、555MHzで動いているのだろうか? と首をかしげてしまう。

もう1つのGPUであるAMD 7310:00であるが、こちらは全く情報がない。

AMD 66AF:F1はGFXBenchの項目を見ていくと確かに20 CUの“Navi”っぽくはあるのだが、66AF:F1のIDが“Vega 20”の66AF:C1とずいぶんと似ているのが気になる(最初の4文字がGPUコアを表し、コロンに続く2文字が派生品を表しているわけではない??)。7310:00の方は過去にも一度出現しており、こちらも“Navi”ではないかといわれたが、今のところ裏付けるだけの根拠はない。

○まとめ
  ・Cascade Lake-SPは4月登場・・・っぽい
  ・Cascade Lake-XはComputex 2019で発表。最大18-core・・・かも
  ・Ryzen 5 3600・・・があるみたいだけど、スペックは不明
  ・Iris Plus Graphics 940は“Ice Lake”世代のiGPUの可能性が高まった
  ・66AF:F1なる20 CUのAMD GPUは“Navi”・・・なの?

・・・怪しげな要素が多すぎてまとめの体を成していないが、気にしてはいけない。



コメント
この記事へのコメント
163317 
Naviのクロックの555、16進数だとしたら1365MHzと言うことになるので、それっぽいと思う
2019/03/12(Tue) 11:20 | URL | LGA774 #t50BOgd.[ 編集]
163319 
Ryzen 5 3600が250ドル(USドル?)だと日本じゃ28Kぐらいかな。
現状で2200Gが1万、2400Gが1万5千、2600Xが2万円なのでこの上辺りに入って来る感じかな?
Ryzen 5の6コアがTDP65Wなら、10コアがTDP95W、Ryzen 7は12コアがTDP105W、16コアがTDP125Wぐらいになりそうですね。
Ryzen1000→2000シリーズの時と同様に旧モデルは在庫処分で安くなりそう。
2019/03/12(Tue) 13:19 | URL | LGA774 #oyV.6EWY[ 編集]
163339 
Cascade Lake-Wの情報、お待ちしております。
2019/03/13(Wed) 17:58 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163342 
もう、Ryzen3で十分じゃね?と思う、俺のような奴も多いんではないかと。
2019/03/13(Wed) 21:25 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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