北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
Intel Process Technology Update: 10nm Server Products in 1H 2020, Accelerated 7nm in 2021(AnandTech)
Intel Details Manufacturing through 2023: 7nm, 7+, 7++, with Next Gen Packaging(AnandTech)
Intel accelerates 7nm Plans, 10nm will be a short-lived node(OC3D)
Intel roadmap pledges 7nm by 2021(bit-tech.net)
Intel "Tiger Lake" Architecture Combines Willow Cove CPU Cores and Xe iGPU(techPowerUp!)
Intel Announces 10nm Tiger Lake Processors to Arrive in 2020(Tom's Hardware)
Intel、10nmの「Ice Lake」プロセッサを6月より量産出荷(Impress PC Watch)
Intel、新GPU「Xe」内蔵の「Tiger Lake」プロセッサを2020年投入(Impress PC Watch)
2019 Investor Meeting: Intel Previews Design Innovation; 10nm CPU Ships in June; 7nm Product in 2021(Intel)

○10nmプロセスの“Ice Lake”の出荷を6月に開始
Intelは10nmプロセスのMobile processorとなる“Ice Lake”を6月より出荷する。“Ice Lake”は10nmプロセスと最新アーキテクチャのアドバンテージを最大限生かした製品となる。
 
“Ice Lake”の性能指標として前世代比として以下の数字が掲げられている。

  ・3倍のWireless speed
  ・2倍の動画トランスコード速度
  ・2倍のGraphics性能
  ・2.5~3倍のArtificial Intelligence (AI) 性能

6月に“Ice Lake”が出荷され、搭載された製品がOEMkら登場するのは2019年晩秋頃となる模様。また今後2019年から2020年にかけて10nmの製品をクライアント向けからサーバー向けまで複数展開する模様で、具体名としてAgilex family FPGA、Nervana NNPI-I、一般向けGPU、5G対応のSoCである“Snow Ridge”が挙げられている。
またLive streamで提示された資料で、Mobile向けの“Ice Lake”を搭載した製品の市場流通が2019年晩秋あることに加え、サーバー向けの10nm製品が2020年上半期であることが示されている(“Ice Lake-SP”と考えるのが順当だろうか?)。



○7nmプロセスの展望
7nmプロセスは2倍のスケーリングを実現し、性能は約20%増、一方で設計ルールの複雑度は1/4に減少する。7nmプロセスはInteとして初めてExtreme Ultraviolet (EUV) lithographyを使用するプロセスとなる。EUV技術は今後、複数のノード世代にわたってスケーリングを手助けする技術となるだろう。

IntelはまずデータセンターやAI、高性能Computing向けの一般用途向けGPUであるXeアーキテクチャの製品として7nmプロセスを投入する。Intelの最初のdGPUは2020年の予定であるが、7nm世代のdGPUは2021年のローンチ予定である。

製造プロセスの展望は“Relenteless Inovation Cotineus”と呼ばれるスライドに記されている。現行の14nmプロセスは14, 14+, 14++と進化したが、2019年に本格的に製品が投入される10nmプロセスもまた同様に10, 10+, 10++と推移する。“10+”は2020年、“10++”は2021年である。その2021年に7nmが予定されているが、7nmプロセスもまた7, 7+, 7++と推移し、2022年に“7+”、2023年に“7++”となっている。



○“Ice Lake”の次の世代となる“Tiger Lake”
“Accelerating The Page of Innovation”と題されたスライドに記されていたものである。
2020年までの製品の概要が記されたスライドで、2019年は前述の“Ice Lake”に加え、3D積層パッケージ技術を用いたHybird CPU architectureとなる“Lakefield”が予定されている。“Ice Lake”と“Lakefield”のiGPUはGen. 11 graphicsとなる。

2020年に予定されている製品が“Tiger Lake”である。“Ice Lake”とともにCPUコアは“New CPU Core Architecture”と記されているが、“Ice Lake”のCPUコアアーキテクチャは2018年末に“Sunny Cove”であることが明らかにされている。そしてその次の世代として“Willow Cove”が予定されていることも2018年末に明らかにされており、“Tiger Lake”はおそらく“Willow Cove”を用いたProcessorになると推定される。またiGPUもXeベースに刷新される。加え、次世代I/O technologyへの対応も挙げられていることから、おそらくはPCI-Express 4.0への対応がこのタイミングで来るのではないかと予想される(サーバー向けは“Ice Lake-SP”ないしはその前の“Cooper Lake”でPCI-Express 4.0へ対応するかもしれないが)。
“Tiger Lake”もまたMobile向けのUとYが先行し、デスクトップ向けは来るとしても2021年であろうと予想されている。

○まとめ
  ・Ice Lakeは6月に出荷開始。搭載製品の市場流通は晩秋。
  ・Ice Lake-U/-YはSunny Cove 2, 4-core CPU+Gen.11 graphics
  ・続いて2020年上半期にサーバー向けの10nm製品を投入(Ice Lake-SP?)
  ・7nmプロセスは2021年予定。第1弾はデータセンター向けの一般用途向けのdGPU
  ・14nmと同様に10nmも10nm, 10nm+, 10nm++と進化し、7nmも同様である
  ・2020年に“Ice Lake”の後継である“Tiger Lake”が予定されている
  ・Tiger LakeはWillow Cove CPU+Xe GPU
  ・デスクトップに“~Cove”系CPUアーキテクチャが来るのはいつだろう・・・?


コメント
この記事へのコメント
163821 
デスクトップ向けの次はCometだしな……いつまで14nmなんだろ
もうZen2の為にマザボとcpu以外の他パーツ揃えてしまったよ…
2019/05/09(Thu) 23:12 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163825 
やっとIntelも正常化の兆しが・・・
デスクトップ向けだけはっきりしていませんけども
2019/05/10(Fri) 00:56 | URL | LGA774 #EBUSheBA[ 編集]
163826 
モバイルが最後の砦だから…というわけでもない…だろうけど、
デスクトップも頼む
2019/05/10(Fri) 03:16 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163828 
AMDの時代が来たってみんな思ったけど今年の6月にIntel 10nmが来たらAMD 7nmはIntel 10nmに勝てないだろうな。
てっきりIntel 10nmは2020年まではでないと思ってたからAMDが性能でもコスパでも売り上げてもIntelを圧倒するとこを見たかった。10nmに苦戦してたんじゃなく、AMD 7mの登場まで温存しとったんやと思う。抜かさせはしやんけどそれまではギリギリまで利益と開発費を温存しといたんやろう
2019/05/10(Fri) 04:33 | URL | y #-[ 編集]
163829 
PCI-Express 4.0でも5.0でもいいから早く出せ
2019/05/10(Fri) 04:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163832 
UとY以外のMobile向けは?
2019/05/10(Fri) 05:09 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163834 
年内に10nmノート向け出荷するよ!
だけどノート製品出荷は年末。
AIやら目玉新機能でCPU以外のGPUAI無しは作れない。
ノート歩留まり向上終わってる。
2019/05/10(Fri) 07:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163837 
14nmより低クロックの製品しか出せないんだろうね。
2019/05/10(Fri) 15:33 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163839 
>>163821
intelの10nmは高クロックが出ないという噂が本当なら、7nmがでてくる2021年はサーバー向けが優先だろうし早くて2022年、1年位立ち上げるのが遅れたとしても2023年にはデスクトップも14nmを卒業できると思う。
2019/05/10(Fri) 18:51 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163840 
モバイルから2年遅れとはよほどクロックが出ないようですね。
2019/05/10(Fri) 19:14 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163842 
Yが4Coreになるって本当なのかな?
2019/05/11(Sat) 01:33 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163843 
いや、デスクトップ向けが出てこないことには正常化とは言えないような。
一歩前進であることは確かだと思うけど、やはりintelの10nmには、重大な問題があるのでしょうね。
2019/05/11(Sat) 02:48 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163845 
TigerLakeは単なる最適化版IceLakeだろうと軽く見てたら、ここでXeベースのiGPU投入とは意外。
XeベースのiGPU自体はある程度予想できる話だけど、タイミング的にはSapphireRapidsの時になると思ってた。
2019/05/11(Sat) 09:28 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163850 
唐突すぎる
ロードマップにも載っていなかったことを
いつまで14nm引っ張り続けるつもりだと批判された途端、あわてて検証も不十分なまま見切り発車投入とか、トラブル続出の予感しかしない
2019/05/11(Sat) 20:56 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163852 
Xe GPUからがRajaのGPU?
2019/05/11(Sat) 23:33 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163854 
突然ではあるが、これを伏兵とみるべきか、intel内部で相当混乱があると見るべきか…
2019/05/12(Sun) 17:01 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163857 
>163850
たぶんプランBだよ
良くある話
2019/05/12(Sun) 18:34 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163861 
Ryzen機はもう組んであるので次は9400kfあたりで1台組もうと思ってたんだけど…本当に6月にicelake来るのか?
メモリがバカ安だから、メモリだけ買っておく方が良いのか………?
2019/05/12(Sun) 23:03 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163863 
>>163850
俺らが目にするリークされたロードマップってのは最新のものじゃない場合が殆どなんだよ、だから批判された途端どうこうってのは全く見当違いな批判だよ
2019/05/13(Mon) 00:39 | URL | LGA774 #EBUSheBA[ 編集]
163906 
まあいくら最新のものでは無いとはいえロードマップがコロコロ変わるのもそれはそれで問題だけどね。

icelakeはlimitedとされてたけど予想より多くできたみたい…でも結局はモバイルもcometlakeの14nmがメインだろうなぁ…
2019/05/16(Thu) 03:39 | URL | LGA774 #-[ 編集]
163923 
gemini-lake搭載小型PCが海外通販でも手に入らなくなった
gemini-lakeの供給をintelが渋っているらしい
買い逃して悔しい

超省エネx86は今でもintelの独壇場なのでAMDも魅力的な超省エネAPUを作って中華メーカーに大量採用される事態になって欲しい
2019/05/18(Sat) 06:41 | URL | LGA774 #0IUyRk5A[ 編集]
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