北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
◇Silicon Motion―SM2264, SM2267
Silicon Motion reveals two ultra-fast PCIe 4.0 controller(OC3D)

Silicon MotionはFlash Memory SummitにおいてPCI-Express 4.0に対応するNVMe SSDコントローラ―SM2264とSM2267を発表した。

SM2264はPCI-Express 4.0 SSDコントローラとしてはハイエンドに位置する製品だ。Sqeuantial Readは最大6.5GB/s, Sequential Writeは最大3.9GB/sを実現し、Random Read/Writeは最大700KIOPSに達する。そして現行の9x層の3D TLCないしはQLC NAND Flashに対応する。

SM2267はローエンドに位置する製品だ。Sqeuantial Readは最大4GB/s, Writeは3GB/sにとどまり、Random Read / Writeは400KIOPSである。対応するNANDはSM2264同様に9x層3D TLC/QLC NANDとなる。

スペックをまとめたものが以下である。
 
SM2264SM2267
対応規格PCI-Express 4.0 x4 / NVMe 1.3
対応NAND9x層3D TLC/QLC NAND
channel / 容量8-channel / up to 16TB4-channel / up to 8TB
SeqentialReadup to 6.5GB/sup to 4.0GB/s
Writeup to 3.9GB/sup to 3.0GB/s
RandomRead700KIOPS400KIOPS
Write


これらのコントローラを搭載したSSD製品のリリースは2020年初めが予定されている。



◇Phison PS5018-E18, PS5019-E19T
Phison Brings the PCIe 4.0 Pain: E18-Powered SSDs to hit 7 GBps and One Million IOPS(Tom's Hardware)

PhisonはPS5016-E16として最初にPCI-Express 4.0に対応するSSDコントローラを投入した。しかし、同社は新たなPCI-Express 4.0対応SSDコントローラを予定しており、Sequentialは7GB/s、Randomは1MIOPSを目指す。

Phisonの新たなPCI-Express 4.0コントローラはPS5018-E18で、来年初頭にサンプリングが行われる。現行のPS5016-E16は古い設計にPCI-Express 4.0 x4対応を加えたようなものであったが、PS5018-E18は全体に設計が一新され、より高い性能を実現できるようになる。そして強力な機能とともに、E16のFully-dyamic SLC cacheも引き継ぐ。高負荷時の性能を底上げするとともに、同社の第4世代となるLPDCエラー訂正機能を搭載する。

旧来のPhisonのコントローラは1ないしは2-coreのARM Cortex R5が用いられていた。しかし高速化が求められるPS5018-E18では3-coreとなるとともに、同社のCoXprocessorが搭載される。さらに、製造プロセスは微細化された12nmプロセスとなる。

現在のPCI-Express 4.0対応SSDはほぼPhision PS5016-E16であるが、その後継として位置づけられるであろう製品がPS5018-E18である。性能と機能の強化が図られ、Sequentialは最大7GB/s、Randomは最大1MIOPSを達成するとしている。製造プロセスは12nmに移行し、性能・機能強化の一方で、発熱はPS5016-E16(28nmらしい)よりも抑えられた製品となるかもしれない(性能・機能ガン振りで発熱はE16とあまり変わらないというオチもありそうではあるが)。

もう1つPhisonはPS5019-E19Tを予定している。
こちらは電力効率の向上とコストの低減に主眼を置いた製品で、第4四半期にサンプリングが行われる。PS5019-E19TはDRAMインターフェースを有さない。またNANDチャネル数も4chにとどまり、最大容量は2TBを想定している。ProcessorもCortex-R5 1-coreである(E16はCortex-R5 2-core)。速度はSequential Read/Writeが3.8GB/s、RnadomがRead 440KIOPS / Write 500KIOPSであるが、DRAMレスかつ4-channel構成でこの数字は良好であると評されている。

さらに下の製品としてPS5013-E13Tが準備されているが、こちらはPCI-Express 3.0 x4/NVMe 1.3までの対応となる。こちらもE19Tと同様のDRAMレスの瀬系となる。


コメント
この記事へのコメント
165700 
SSM226の説明の、
6500GB/s, 3900GB/s
は[MB/s]の間違いですかね
2019/08/12(Mon) 21:17 | URL | LGA774 #-[ 編集]
165706 
来年までマザーの買い替えは 控えようかな
2019/08/13(Tue) 07:08 | URL | LGA774 #-[ 編集]
165817 
現行のPhision PS5016-E16でもNANDの方が律速で、性能を出し切ってはいないですよね。

まあ発熱が減る分には歓迎ですが。
2019/08/21(Wed) 11:35 | URL | LGA774 #8iCOsRG2[ 編集]
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