北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
New Ryzen 3rd Gen Threadripper Data Leaks - Reveals HEDT/Workstation Split (OC3D)
AMD Threadripper 3000: 8 DRAM channel for the workstation, 4 for HEDT(ComputerBase.de)

まっだ噂段階ではあるが、AMDの第3世代Threadripperに関する情報が徐々に増え始めている。第3世代ThreadripperはHEDT向けとワークステーション向けに明確に分けられる。そしてワークステーション向けはサーバー向けのEPYCにより近い構成となり、8ch対応のメモリコントローラを搭載し、PCI-Expressレーンは128本を搭載する。
 
既にAMDは第3世代Threadripper向けのチップセットとしてTRX40, TRX80, WRX80の3種類を用意していることがUSB-IFの登記より明らかになっている。型番から推測するとTRX40が4chメモリに、TRX80とWRX80が8chメモリに対応しそうである。またTRXの“TR”はThreadripperを表し、WRXの“W”はワークステーションだろうという推測もされる。

さらにGamers Nexusと呼ばれるWebサイトが興味深い資料を投稿した。それはThreadripper 3000 seriesに関する冷却機構の設計及びプラットフォームの情報である。“sTRX4 HEDT”と呼ばれるHEDT向けは4ch DDR4-3200に対応し、64レーンのPCI-Express 4.0を搭載する。一方、“wWRX8 Workstation”と呼ばれるモデルは8ch DDR4-3200に対応、96または128レーンのPCI-Express 4.0を搭載する。

Gamers Nexusが載せていた一覧表が以下である。

sTRX4 HEDTsWRX8 Workstation
Core / ThtreadTBD
Cache512KB L2 cache per core
TDP L3 Cache
Memory4ch DDR4, ECC 3200MT/s8ch DDR4, ECC 3200MT/s
UDIMMUDIMM, RDIMM, LRDIMM
2 DIMM/channel1 DIMM/channel
256GB/channel capacity
OC supportNo OC support
PCI-Expresss64 lanes of PCIe Gen 4
16 switchable lanes with SATA
96-128 lanes of PCIe Gen 4
32 switchable lanes with SATA
Other I/OUART, USB, sSPI, SPI, LPC, I2C


“sTRX4 HEDT”は2000番台までのRyzen Threadripperに近い内容であるのに対し、“sWRX8 Workstation”はEPYCにより近い内容となっている。おそらくEPYCとの相違点は搭載できるメモリの本数(EPYCは2 DIMM/channelが可能だが、Threadripper sWRX Workstationは同じ8 channel対応ながらも1 DIMM/channelまでとなっている。また、明記はされていないがsWRX Workstationは2-way構成には対応しない)。

“sWRX Workstation”はXeon W seriesへの対抗馬であろうと推定されている。IntelはXeon W 3000 seriesをLGA3647で投入しており、“Skylake-SP”世代のXeon W 3175に続き、“Cascade Lake-SP”世代のXeon W 3200 seriesをラインナップしている。

次の世代からはThreadripperはHEDT向けだけでなくWorkstation向け製品にも適用されるブランドとなる。CPUコアも“Zen 2”となり進化するが、ブランドそのものも進化する形となる。


コメント
この記事へのコメント
166075 
興味深い…
さて、8本セットの高クロックDIMMなんて売ってたかな
2019/09/09(Mon) 22:44 | URL | LGA774 #-[ 編集]
166077 
ソケットは?
第二世代 Epyc (Rome) が SP3 ソケットのままで出たので、一部の販売店で PCIe Gen3 のマザーに Rome バンドルして売ってるけどスタートアップにはよかったか。

Workstation 向けということでソケット変えてきたら今後数年のことを考えても面白い戦略。
2019/09/09(Mon) 23:05 | URL | LGA774 #-[ 編集]
166078 
此処はひとつIntelの利益率高いところ(Server,WS)ガシガシ切り崩して追い立てて欲しいくらい。
何年も収益を貪りながら怠惰にも性能改善を怠ったんだから、それくらいしっぺ返しを食らっても良いだろうに。

(いつものパターンだと、もうそろそろ搦め手でAMDに何らかの妨害工作を始めそうだけど・・・。)
2019/09/09(Mon) 23:10 | URL | LGA774 #-[ 編集]
166081 
TRX40がsTRX4、WRX80がsWRX80に対応するのだろうか。そうすると、TRX80は8ch対応且つOC対応という事になるのか。というか、メモリチャンネルの数がチップセットに依存するというのがそもそもおかしい。
2019/09/09(Mon) 23:34 | URL | LGA774 #-[ 編集]
166082 
>166075
特に沢山のメモリモジュールを運用するときは、あえて2セット以上に分けて買ったほうがいいよ。不良が出たときの運用が楽だから。
たとえば4枚セットを2セット買えば、1セットをメーカーに返してる期間も残る1セットでPCを動かせるけど、8枚セットを買うとすべて返すからその期間中にPC動かせなくなっちゃう。
2019/09/09(Mon) 23:54 | URL | LGA774 #-[ 編集]
166112 
I/Oチップで切り替えさせれば良いだけなのでPCIe64レーンにすれば現実的では?
2019/09/12(Thu) 01:56 | URL | LGA774 #-[ 編集]
166136 
>>166077
TR4とSP3って確かソケットの物理形状は一緒じゃなかったっけ?
ZenCPUはSoCだし、I/Oダイを魔改造してチップセットにしたりしてるんだしで、そこをいじって何とかするんじゃないんかなとか思ってみたり
2019/09/14(Sat) 00:34 | URL | LGA774 #-[ 編集]
166153 
>というか、メモリチャンネルの数がチップセットに依存する

AMD Athron 以前は、チップセットがメモリアーキテクチャを決めていたんだよ...
先祖返り。
2019/09/14(Sat) 18:46 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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